昨夜は引き続き、安暖庭(アンダンテ)に2連泊しました。
ここは個性的な宿で、部屋の中のイスやら机やら、いかにも手作りっぽい感じ。
所々に安暖庭(アンダンテ)の刻印がされた手作りっぽいアイテムが置かれていました。
多分、ここのマスターが器用なんだろうね
まぁそんな家具程度のものを作れる人は時々いる。俺は作れないけど(笑)
ところが、ここのマスターはもう一歩上のレベルのアーティストっぽい。
これ、なんだか分かりますか?
これは安暖庭(アンダンテ)のマスターが4年がかりで作り上げた「手回し木管オルガン」
真ん中にはパイプオルガンのパイプみたいな笛が並んでるよね。
この笛が自動演奏されるんです
楽譜もマスターお手製のこのマシン専用の楽譜で、写真右側に積んである冊子みたいなヤツね。
この冊子に穴が空いていて、その穴一つに笛1本が対応している。
オルガンのハンドルを回すと冊子がどんどんマシンに吸い込まれていって、笛が演奏されるんだよ
トルコ行進曲や川の流れのように、なんかの曲をこれで演奏してくれるという演出でした
3年間は音が鳴らなかったらしいが、それでも諦めずに作ったマスターはすごいと思うよ
本日は朝から大雪でした。
もう、出発する前から「今日はボードに行きたくない
」って気分でしたが、この旅では決められたゲレンデを回ることはすでに義務ですので、大雪の中を60kmほど運転してきましたよ
今回滑ったゲレンデは岩手高原スノーパークと網張温泉スキー場。
地図の黒いマーカーのところね。
昨日滑った八幡平エリアよりはちょっと南にあるのが分かると思います。
まずは岩手高原スノーパーク
ここは1本のゴンドラで山頂までひとっ飛びで、そこから各コースにアプローチが出来るとても機動的なゲレンデだ。
ただ、今日みたいに大雪なのに気温は高い日だと逆にゴンドラが暑いぐらいだけどね
特筆すべきはその雪質。
この大雪のせいかもしれませんが、北海道クラスの新雪が山一面に深々とあったんですよ
残念なのは3連休ということで、スキー客がとてもたくさん来ていてね・・・
オープン後1時間もすればメインコースは新雪が荒らされて、ただの滑りにくい凸凹コースに変わっちゃったことかな
これはふわふわの新雪が多いゲレンデの宿命で、仕方が無いことだ。
客の少ない平日朝一を狙って行くと95点以上をたたき出す可能性があるゲレンデだと思います。
イメージはルスツのイゾラグランかな?
初級コースはあまり荒れていなかったので、そっちの新雪を踏んで遊びました
次にお邪魔したのは網張温泉スキー場
岩手高原スノーパークからさらに高いところに登ったところにある、すぐ近くの山だ。
岩手高原スノーパークのトップが1200メートル、網張温泉スキー場のトップが1300メートルといえばどれだけ標高が高いところにあるゲレンデなのか分かってもらえるでしょうか?
ここは小さなスキー場ですが、標高が高く、ロングコースがあるということで以前から行ってみたかったゲレンデなの。
岩手高原スノーパークの雪質が最高だった本日、こっちのゲレンデも雪質が悪いハズがなく
思う存分、新雪を踏みつぶしてきましたよ
もう一つ、網張温泉スキー場のいい所はお昼になったらメーンバーンを再圧雪してくれること。
普通、圧雪は始業前に1回やったら終わりっていうゲレンデが多いの。
近くに安比高原とかもあるし、何か特別なことをしないと生き残れないんだろうねぇ
山頂から山麓まではリフトを何本か乗り継がないと上がれないのはマイナスだね。
でも山頂からのロングコースはなかなか無いレベルのもの。
というわけで、山頂までは上がってみましたが・・・
失敗でした
山麓の方は初級コースメインで滑りやすかったんだけどね。
山頂の方は踏み荒らされたあとの新雪が残る凸凹コース
ちょっとぐらいの凸凹なら踏みつぶしていけるが、所々コブ状になっていてね。
こうなるとボードでは気持ちよくは滑り降りられないのだよ
それで、山頂からの滑走1回で体力を一気に奪われました
今回は長旅なので無理はしないと決めています。
ちょっとでも疲れたら深入りせずに素晴らしいゲレンデでも撤退する。
これを実践して今日も早めに切り上げました
明日はいよいよ東北の雄、安比高原です
どんなゲレンデなのでしょうか?
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