今回は八甲田ロープウェースキー場と八甲田国際スキー場へ。
八甲田山というのは山の名前じゃなくて、そのエリアの連峰の総称です。
旧日本軍がここで訓練行軍を行って、95%以上が凍死したというエピソードがあるぐらい険しいの
どんなところなんでしょうねぇ
寝不足のままたどり着いた八甲田スキー場。
当然のように吹雪でした
町でも雪が降っているんだから、当然だろ?みたいな吹雪でしたよ
ゲレンデも体調もイマイチですが、今年はまだ1回も滑っていないので一応滑ってみる。
まずは山麓部の八甲田国際スキー場の小さなゲレンデから。
山麓部のゲレンデもこんな感じですよ。
視界はかろうじて確保されているけれど、吹雪いているためゲレンデの凹凸は直前にならないと把握できません
普段はしっかりと圧雪してあるスキー場らしいですが、今回みたいな吹雪の中では圧雪した矢先からオフピステンとなるので無効でしょう(笑)
なんかこの狭いゲレンデに自衛隊まで来て訓練してるし
お世辞にも快適に滑れたとは言えない結果となりました
八甲田ロープウェースキー場といえば、本当はロープウェイを登った先にある山からロープウェイ乗り場まで滑り降りるダイレクトコースが有名です。
春スキーになればロープウェイ乗り場じゃない方角(酸ヶ湯など)にも下りていける自由なスキー場ですね。
またそこから八甲田国際スキー場にも流れ込めます。
八甲田国際スキー場の方がリフトもあるし圧雪もしてあるから一般的なスキー場になるのですが。
一応、山頂までロープウェイで登ってみましたが、想像をはるかに超えたバッドコンディションでした。
ちなみに、山麓部の樹氷と視界
そして山頂部の樹氷と視界
今日は吹雪で風や雪がひどい上にガスっていて、視界が10メートルぐらい。
コースも大半は閉鎖されていて、1つだけ「自己責任でどうぞ」みたいにダイレクトコースが開放されてました。
そのコースにどんどん飛び込んでいく地元のスキーヤーとボーダー
俺も突撃しようかと思ったけれど、直前になってやっぱり引き返しました
珍しいでしょ?(笑)
ボード1日目なのに、いきなり自制モードですよ。
そのコースは一応中級コースで、普段なら問題なく降りられるレベルのものだと思う。
あくまで「普段」ならね。
でも今日はコンディションが悪すぎるのよ
みんなはホームだし、仲間と来ているし、遭難用の装備もちゃんとしてきていた。
一方俺はアウェーだし、一人だし、ボードしか持ってない。
万一、視界不良でコース外にでちゃったら遭難する可能性もゼロじゃない。
これだけ積もって風が強ければ雪崩が起きる心配も普通にあるし
ここは雪崩が起きないようにきちんと管理/圧雪してあるゲレンデではないのだ。
10中8,9は大丈夫と思いましたが、1発目から遭難しそうになったら帰還命令が下るのは目に見えているので大人の対応をしたよ
帰りもボード持ってロープウェイに乗って降りるのはちょっと恥ずかしかったけどね(笑)
なぁに、旅は長い。
これからはもっといいコンディションのゲレンデにもあたることもあるさ
1発目からハードコンディションでしたが、無事に帰ってこられたことをまずは喜びたい
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