昨夜、こんな夢を見た。
オイラはある区民施設でMIという女優にあった。
MIはオイラが一番最初に愛し、憧れでもあった舞台女優であった。
その人となぜか区民施設であったのである。
一応、直に会って話し、面識はあった。
彼女は結婚をし、子供を産んで舞台から姿を消したのであった。
久しぶりにその人と会ったオイラは、近況報告のような話をし、彼女も自分の近況報告をしてくれた。
夫と子供と共に幸せな家庭で暮らされていた。
話をしている時、オイラは心の中で、
「舞台に帰れ、女優に戻れ、あなたは劇団の看板女優にだったんだから女優でいるべきなんだ」
と、自分でも引いてしまうくらいにわがままな気持ちが溢れていたのであった。
それを言いたかった。でも、それを言ったら自分がダメになる、卑劣な男になる。だから、オイラはその言葉を強い力で抑えるのであった。
Iさんとの話は終わり、お互い、沈黙した状態になった。
黙っているIさんを見ていると、なんだかとても淋しそうに見えた。黙っている状態が数分間続いていた。
気が付いた時、オイラは自分の腕をIさんの肩にかけ、Iさんを自分に近づけたのであった。
その時、オイラは守ってあげる、守ってあげると思うのであった。
Iさんはそれに対して何の抵抗をすることなく、受け入れてくれていた。
オイラがIさんを近づけた状態がずっと続いていたのであった。
そこで目が覚めた。
そして、オイラは思った。
くっさー!
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