ロバート・F・ヤング「宰相の二番目の娘」創元SF文庫 230頁
ホンワカSFで有名な作者の最後の長編。
(といっても、1985年出版)
タイムトラベル&ファンタジーです。
未来からタイムマシンを使って過去に行き
有名人を一旦未来に連れて行く。
その有名人のロボットを作ったら元の世界に連れ帰る。
作ったロボットで、有名人博物館を作る。
というのが基本。
千一夜物語の語り部を連れ帰る任務をおびた新人は、
間違ってその妹を連れ出してしまい
しかもタイムマシンが故障し。
魔人が実在するファンタジーの世界で冒険が始まる。
ジュブナイルですが
ひじょうに可愛らしい小説で
この作者の良さが楽しめます。
この作者の
「タンポポ娘」「ジョナサンと宇宙クジラ」
の二冊の短編集は、
優しい気持ちになる、とても可愛い小説です。
ただ、どちらも、入手が難しいのが悲しいな・・・。
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