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2015年01月04日15:02

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明けおめ

 新年明けましておめでとうございます。

 今年の抱負は、去年のうちに固めてしまったので、特に言うこともなし。ともかく徹することだ。仕事に関しては、2月にあるという異動の内示とやらをうけないことには方針のたてようがないので、それまでは保留。

 正月は例年通り、熱海にある家内の実家で
 温泉入って、カニ食ってビール呑んで寝る
 温泉入って、焼き肉食ってビール呑んで寝る
 温泉入って、鍋食ってビール呑んで寝る
 と過ごす。腹回りがまたタプタプしてきてしまった。いかんな。

 来年は大学受験というが、反抗期らしきものは全然なく、未だに母親べったりのマザコン気味の甥と、中学生だが、部屋から出てこず、引きこもり気味の姪にお年玉。まだ“気味”くらいだからいいけど、義理の兄も大変だ。

 ここ数年、新春に観る映画は黒澤明監督のものと決めている。今年は大晦日から新年二日にかけて「影武者」「乱」「蜘蛛の巣城」と三夜連続で観ていました。カミさんの実家で居間のテレビは家族の方たちが紅白とかバラエティーとか駅伝を見ているので、離れみたいな部屋で、一人パソコンの小さな画面で見るしかないのが少し残念なところ。

 あとは司馬遼太郎の本をだらだらと読んでいたけど、「国盗り物語」のなかで作者の独白の部分があって、私ももう四十三歳である、なんてあって、そうか、この本を書いたのが僕よりも十歳近く年下のときなのか、と。いったい俺は何をしてるんだろうなとガクッとなりかけるが、まあ自分なりに一生懸命仕事してるからいいか、いいのか?なんて考えていました。まあ才能ないただの凡人だからね、今年も分相応にせこせこ生きていくしかないね。

 今週の映画は「蜘蛛巣城」(監督:黒澤明/出演:三船敏郎、山田五十鈴)を観ました。

 シェークスピアの「マクベス」を下敷きに、映像的には黒澤映画十八番の騎馬シーンと、室内劇にあっては日本の能を見事に合体させた、まさに世界遺産級の映画。因果応報というには恐ろしすぎる弓矢の雨は、映画史上最高に怖いラストといえるのではないでしょうか。

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