クリスマスに恋人がいなくて焦るとか・・・・何なんでしょうね。
少し前にクリスマス粉砕デモのニュースがありました。
mixi
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=210&id=3195994
元記事(キャリコネ)
http://careerconnection.jp/biz/news/content_2280.html
デモで言っている「恋愛資本主義」というのも正しい表現ですが、
クリスマスの場合は、プラスアルファで
イベント恋愛主義
イベント資本主義
があるわけです。
クリスマスなんていうのは、本来恋愛とは関係のないイベントですが、
それを恋愛に絡ませてしまう。
そして、商業資本が商業主義・資本主義に乗せてしまう。
商業主義という点においてはクリスマスが筆頭でしょう。
最近ハロウィンも台頭してきましたが「ハロウィンソング」というのはありませんので、
店内BGMでクリスマスソングを流すことが、
ハロウィンを上回る商業主義を演出しています。
バレンタイン・・・・店内のコーナー程度
ハロウィン・・・・・店内コーナー+店内飾り付け
クリスマス・・・・・店内コーナー+店内飾り付け+BGM+イルミネーション
バレンタインはもともと恋愛に絡みますので、イベント恋愛主義とは言えませんが・・・・
クリスマスは最強です。
なんか「クリスマスに乗らない奴はバカ」とでも言いたげなほど街中に溢れています。
だから粉砕デモなんていうものが出てくるのです。
粉砕デモの記事でも、10代の女性が
>クリスマスは大事なイベントなんだから、素直に楽しめばいいのに。
と言っています。
なぜ「大事なイベント」なのか、という説明はできないでしょう。
クリスマスは商業主義・資本主義が作った「妖怪」です。
それを何の批判もなく「大事なイベント」と言ってしまうところに、
病巣の深さを感じます。
そういえば、私は結婚前に彼女とクリスマスという意識がなく、
(ちなみに彼女はキリスト教系の大学の学生でした)
「給料日だし、なんか食べに行こうか」
という軽いノリで街へ出て、とある小さなフランス料理店に入ったことがあります。
「1時間程度ならお席をご用意できます」
と店の人に言われて、クリスマスなんだよねぇ・・・と会話をしていました。
バブル経済突入直後でしたが、
すでに「クリスマスディナーは予約」という傾向が始まっていたのでしょう。
ただ、“街全体がクリスマス一色”というほどではありませんでした。
バブルが崩壊してもイベント商業主義は発展しました。
バブルが崩壊したからこそ・・・・と言うべきかもしれません。
“このときに売らなかったらどうする!”という意識で、イベントを盛り上げ、
売上を上げようという意識が、イベント商業主義を発展させたとも言えます。
《関連日記》
BGMがうるさい
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1885596166&owner_id=5416651
クリスマス何してた? カップル以外の、クリスマスを巡るエピソード
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=134&from=diary&id=3200447
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