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2014年12月22日18:11

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中江藤樹「同志の交わり」



同志の交際は、恭敬を以て主と為し、和睦を以てこれを行うべし。一毫も自ら便利を択ぶべからず。很(もと)って勝たんことを求めるなかれ。


藤樹は弟子たちのことを同志と呼んでいました(吉田松陰も松下村塾の自分の弟子たちのことを共に学ぶということから同志と呼んでいる)。

道を求める同志の間では、まず、恭しく、尊敬の念をもって接することを主旨とする。次に互いに和して、なか睦まじく行動し、少しでも自分勝手なことや都合を入れてはならない、そして、みょうな競争心を持て相手を負かそう、相手より上に立とうなどという気持ちを持ってはいけない、と教えています。

我々も、ついつい気の置けない仲間が集まるとくだらない話や落ちる話、自慢話になりがちですが、親しければ親しいほど、お互いに切磋琢磨して人間的な向上をはかっていきたいものです。



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