元全国仏教伝道協会理事、元全国青少年教化協会理事の松原泰道氏(1907〜2009)著「きょうの枕言葉」(海竜社)に次のように書いてあります。
天災を人類はどう受けとめるか、古代人や中世人は、悪政が天災をもたらすと信じて改元して慎みを表したりしました。あるいは人間がぜいたく・傲慢になったための天罰と恐れたものです。
大正12年9月1日、関東大震災のとき、私は旧制中学4年生だったので、そのときの情景が今も胸に浮かびます。
印象に残るのは、仏教哲学者・鈴木大拙博士の「自然が人間のやった仕事に意見を吐(は)いた――」の一言です。
博士は鎌倉の円覚寺山内の正伝庵に住しておられましたが、倒壊した庵を見やってこのようにつぶやかれたのです。
私たちも時として、「自然の吐く意見」を聞く謙虚さが必要であるように思われます。
・・・・以上。
昨今、地球の至る所で異常気象が続いています。そして激烈です。
以下、浅川嘉富さんのホームページより最近の記事をピックアップします。
我が国では長野北部の地震や御嶽山、九州阿蘇山の噴火、広島の水害など天変地異が次々と発生してきているが、世界に目を転じると凄まじいまでの異常気象です。
米国では連日異常がまるで日常化してしまったかのような天候が続き、中西部を中心に暴風雨や雹、竜巻、落雷が連日のように猛威を奮っています。
モスクワでは6月、32度という高温に見舞われ、6月はじめとしては117年ぶりの猛暑に襲われています。真夏でも20度程度であることを考えれば、30度を超す気温がいかに異常であるかということです。一方、モスクワから南東寄りのアルタイ地方では1週間で3ヶ月分の大雨に見舞われて大洪水が発生、町の4000棟を越す住宅が水に浸かり、被災者の数は1万人に達している。
隣国中国では、6月に41度を超す記録的な猛暑に遭遇し、この暑さの中をマスクをかけて歩く市民の姿が地獄絵の様相を呈しているが、中国のボボクサル地方では雪が降り、救援隊が出動して救援活動が行われている。6月に入っての降雪は異例中の異例、世界各地で発生している極端な寒暖による異常気象が中国でも次々と発生して来ているようだ。
その他、フランス、モロッコ、オーストラリアなどで寒波、大雪、洪水、ハリケーンなど記録的な自然災害が続出している。
・・・・以上。
このように、地球全体で何十年、何百年に一度という異常災害が定番化し、まさに終末の様相を示しているようです。
きっと、地球が緊急非常事態として、警鐘乱打して、「人間のやった仕事に意見を吐き続け」、人類へ強いメッセージを発しているに違いないと思います。
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