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2014年12月09日18:53

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父としての自覚

 自分の中でもそんなに立派なモノが分泌されているのか、自身としてはとても疑わしい。世間で言うイクメンとは程遠いし、一般的な亭主と比べても家事に携わる時間は圧倒的に少ないと思う。そもそも男と女、或いは父親と母親の持ち場や役割りは違っていると思っているので、世間の流れとそぐわないのかも知れない。

 とはいえ女房はかけがえのない存在だし(公の場なので、これ以上の表現はご容赦願いたい)、倅ら2人を自身の事以上に大切に思っている。

 話は変わるが、3年に渡り立て続けに大切な犬達を全て失った自分にとって、それと入れ替わるが如く現れた倅達の幼く小さな手は、文字通り救いの手だった。アロンゾもモニカもピタも、それぞれが手の施しようのない病で死んでいった。アロンゾの苦しむ様子を見ていた時は、コイツならきっと克服するに違いないと信じて疑わなかった。モニカが苦しむ姿を見ていた時は、何としてでも助けてやりたいと強く強く願った。そしてピタが苦しむ姿を見た時には…。ピタが苦しむ姿を見ていた時には、最後は自分の手で楽にしてやろうと心に決めた。

 結局、自分はどの子も救えず、アロンゾの死から2年半を経た今でも、その無力感をどこかで引き摺って生きている。追い打ちをかけるように奪われたモニカの命にも、ピタの命にも、無念さが拭えない。

 そのせいもあってか時折、倅らを失う夢を見る。実に様々なシチュエーションで見るのだが、どれも苦しく恐ろしい夢で、目が覚めると、傍らで静かに眠る豪騎や魁盛がどうしようもなく愛おしくなる。

 先日はとうとう、倅二人が3頭の犬達と同様に苦しむ夢を見た。幼い豪騎や魁盛が、どんなに勇敢に闘っても決して勝利することのない病魔と向き合い、日々やつれながらも自分ら両親を信じて見詰めてくる夢だった。痛がって泣いて、『お父ちゃん、助けて』と言う豪騎や魁盛の言葉に、ただ抱き締める事しかできない無力な自分をひたすら呪う夢だった。
目覚めて思った。

 ピタの時のような決断は、できるだろうか…。

 毎日の暮らしの中で、自分は徐々に父親としての思いが育っていったように感じる。それは触れ合いの時間であったり、倅達が眠ったあとの夫婦の会話であったり、さらには思い描く倅らの将来であったり。

 思うに自分の場合は、思考の先で自覚が育ったように感じる。有り得ないこと、あってはならないことまで想像し考えることで、愛しさが募り、現実社会での将来への備えを実行するに至ったと思う。

 我が子を思えば切り詰めて蓄えに回すことも苦にはならない。用心深く熟考し、決定は大胆に下し、行動する時は徹底的に行う。そうやってこの1年を過ごし、サラリーマンとして暮らしながら、無事にアパート経営の初年度を乗り越えることができた。現在は2棟目の交渉中だが、大切なのは成約の可否ではない。何事も経験だということ。取り逃がしてもそこから学べばそれでいい。

 男臭く攻撃的な側面は、イクメンらから多く分泌される例のホルモンを阻害するかも知れない。けれど、自分はこうやって女房と倅らを守りたいと思う。

 これからの社会は、望むと望まざると、『持つ者』と『持たざる者』に分かれていくに違いない。さらに言えば、融資を『受けられる者』と『受けられない者』にも分けられていくだろう。カネのある人間が資産を運用するのなら容易い。無い人間がどうやって生活を守るかが難しい時代なのだ。

 政府がどうの、役人がどうの、年金や税金がどうのとのたまう側で終わりたくない。悩むのではなく考え、倅らの人生を支える礎でありたいと思う。

 たいした財は残せないだろうが、思想や理念、それに基づいた生き方だけは残したい。

 来年も我々庶民には厳しい1年になるに違いない。

 だからこそ強く、揺るがない親父として過ごしたいと思う。

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■母乳も出ちゃう!? 「デキる父親」にみられる驚きの身体的特徴3つ
(It Mama - 12月08日 21:21)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=163&from=diary&id=3176536

以下 記事全文

女性は妊娠発覚と同時に身体や心が“ママ”へ向けて準備を始め、出産までに目まぐるしいスピードで変化をしていきます。一方、男性はと言うと子どもが産まれて我が子を胸に抱いてようやく自分が“父親”となったことを実感し始める、という人がほとんどではないでしょうか?

最近では“イクメン”などという育児に積極的に参加するパパも多くなってきましたが、世間一般的に、男性は子育てに直接的に関わるというよりも働くことで家族の大黒柱となって養っていく役割を期待されている側面がありますよね。

でも、父親が子育てにより積極的に関われば関わるほど、身体的にある良い変化が起こり、仕事も子育てもデキる“スーパーイクメン”になれるということをご存じですか?

今日はリンダ・ゲッデス著『妊娠・出産・育児の不思議がわかる103の話』を参考に、“男性が父親になると起こる驚きの3つのカラダの変化”についてお伝えします。

■変化その1:母乳を出すホルモン「プロラクチン」が増す

ママが母乳を出すホルモンとして知られる『プロラクチン』が実は男性にも分泌されていることをご存じですか?

バルイラン大学(イスラエル)の心理学・神経科学教授ルール・フェルドマン氏の研究結果によれば、妻が出産直前の時期の男性のプロラクチンの分泌量を調査したところ、子どもの誕生が近づくにつれ、パパも体内のプロラクチンの分泌が高まることがわかったそうです。

しかも、プロラクチンの分泌レベルが高い男性は、赤ちゃん誕生後に赤ちゃんの泣き声をより敏感に察知して、反応することも分かったそうです。

また、生後6ヶ月の赤ちゃんを持つ43人の新米パパを対象にプロラクチンの分泌量を計測したところ、分泌量が最も多かったパパは子育てにより積極的に関わっていて、プロラクチンの分泌量が赤ちゃんの泣き声を聞くとさらに高まることも明らかに。

つまり、ママが妊娠中の頃から積極的に“育児”に参加する姿勢があるパパの身体には高いプロラクチンが分泌されていて、そのことは出産後も、より積極的に子どもと関わりをもつ動機づけになっているようなのです。さすがに母乳は出ませんがね……。

■変化その2:男性ホルモン「テストステロン」が低下

フェルドマンの調査によると、骨や筋肉の強度・性機能の維持などに関わる男性ホルモン『テストステロン』の分泌量が比較的多い男性は、子どもへの関心が薄いことが分かったようです。

いっぽうで、分泌量の低いパパは、赤ちゃんの泣き声を聞くと深い同情を示し、赤ちゃんの欲求に応えようという思いが強くあらわれたそうです。

つまり、ママや子どものために育児に関心を注ぐ家庭的で穏やかな気持ちがより高まっていくと、テストテロンが低下して男性的な攻撃性が弱まっていくようなのです。良い意味で男性としての特徴的な性質が影を潜め、父性が目覚めていくのです。

■変化その3:癒しホルモン、愛のホルモンの「オキシトシン」が増加

癒しホルモン、愛のホルモンとして知られている『オキシトシン』ですが、新米パパのオキシトシンを調査してみると、分泌量が多いパパはそうでないパパと比べて子どもと遊ぶ時間が多く、子どもを可愛がっていることが分かったそうです。

女性は、出産後の授乳によってオキシトシンの分泌量が上がると言われていますが、男性のオキシトシンの分泌量の変化はより直接的で、行動がそのままホルモンに反映されるようなのです。

いかがでしたか?

よく、妊娠したママはどこか柔らかくて優しい表情で”幸せオーラ”のようなものが出ていると言われますが、男性もママや子どもと積極的に関わり母性にふれることで、父親としての大きい愛情のようなものを醸し出すのかもしれません。

この変化は家庭内だけでなく、仕事面でも部下や同僚からの信頼をより厚くするのではないでしょうか。ぜひママと一緒に育児を楽しんで“スーパーイクメン”を目指してみてくださいね!


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