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2014年12月03日15:27

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彼は忠実な人、彼の心の奥を探ってそのハートを掴むには

彼が心配すること――【人に裏切られる事】

あなたの彼は人に裏切られ、支持を失う事を一番恐れます。このタイプの人は成長の過程で自分が信用をしていた人から騙されたか、失望してしまった経験があります。彼の両親は恐らく気の強い人達で、その上あまり責任感のない方だったのでしょう。そのため、今の彼のような、軽がるしく他の人を信用しないような人格的特質ができてしまったのです。
また、もうひとつ考えられるのは両親か養育者が子供時代の彼に何か秘密を守るように要求し、心に多大なストレスを抱えてきてしまったのかもしれません。心に隠し事を持って生きるのが怖くて、そのおかげでちょっとしたことでイライラしたり、他の人も秘密を持っていると思い込んだり、もしくは自分も人に裏切られるだろうと恐れたりします。
そのおかげで、このタイプの人が成人すると、人によっては更に他の人に対して忠実になり、お返しに他の人からは忠実さを得たいと願うようになります。あるいは、正反対に他の人には懐疑的で敵対するような態度をとり、騙されないように自分を守ろうとします。
アメリカの前大統領ニクソンは、典型的なこのタイプの人物といえるでしょう。彼の当時の助手が、ニクソンが幼い頃、とても信頼していた人から騙された経験があり、その時のことがトラウマとなって、後の彼の多疑的な性格が出来上がってしまった、と回顧しています。

彼が一番得たいもの――【支持してもらう】

彼は心が細やかで何をするにも細心の注意を払い、責任感のある人です。安全と保障を得るために、積極的にいろいろな社会上の関係を結び、また一方では彼自身のありとあらゆる物事にアドバイスしてくれる助言者を一生懸命探します。彼からしてみれば、権威ある人からアドバイスしてもらうよりも、自分の心を信じる方がよっぽど頼りになると信じています。
性格が健康的なこのタイプの人は、自分の内在する声に耳を傾けることができます。恐れや焦慮、防御心の制限を克服し、自分の知恵を頼りにします。自分以上に自分を理解できるのは、やはり自分しかいないと分かっているからです。

彼の人生の課題――【自分を信じる事】

このタイプの人は、小さい頃から自分の環境から来る要求や、両親の期待に答えられず、自分の能力が及ばない事を恐れています。恐らく、両親の教育の仕方が「ほめる」中心ではなく、「質疑」(例えば、それで上手にできたというの?もう一回やってみなさい!というような)中心だったのではないでしょうか。そのため、人よりも一段と他の人から指導や意見を求めたがるようです。彼はある種の権威的な体制や信仰を持って自分の力を証明したいのです。それが得られたら、彼はこの権威を全身全霊で守る覚悟があるはずです。
実は、冷静になり心を落ち着かせて考えたら、自分自身が力の源だということに彼は気づくはずなのに!

(九型人格説愛情より)

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