自ら反(かえ)りみて縮(なお)からずんば、褐寛博(かつかんぱく)といえども、吾惴(おそれ)れざらんや。自ら反りみて縮くんば、千万人といえども、吾往(い)かん。
自分を顧みて、自分の言い分が間違っていると悟ったら、日頃、馬鹿にしていたり、軽蔑しているような者でも畏(かしこ)まって自分を改める。しかし、自分の信念に間違いがないと確信したならば敵は、幾千人いようとも、吾一人往かん。義とは、そのようなものである。
嫌な人、虫の好かない人の話は、良い内容であっても、早く終わらないかとイライラし、反発しがちです。たとえ嫌いな人の言葉でも、耳を傾けねばと思いました。
また、年下のものや部下の言葉でも、つい上から目線で軽視しがちですが、このことも反省させられます。
そして、相手がどんなに貫録があり圧倒されても、ビビることなく、正しいと思う信念を主張する大切さも教えられました。
【褐寛博】
「褐」は粗末な毛織りの着物。
「寛博」は身分の低い者が着る衣服。また、身分の低い者。
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