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2014年11月15日22:40

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映画「紙の月」を観てきました(ネタバレ注意)

今日は仙台で息子のアパートを申し込んで、帰って来てから女房に誘われて北上まで映画「紙の月」を観に行って来ました。


【感想】

これは生き甲斐とはなんぞやと問うた映画だと思いました。

宮沢りえ演じる主人公の夫は海外勤務もある仕事に生き甲斐を感じているらしく子供を欲しがらない、一方でステイタスへの拘りはあるらしく、妻がクリスマスプレゼントに買ってきた特に有名ではないペアウオッチをあまり喜ばない。

そんな生活に生き甲斐を見出せなくなっていた主人公の前に現れた男子大学生、
彼は親がリストラで学費を払えなくなってサラ金から借金をしていた。
主人公は少女時代に貧しい国の子供達に義援金を送ることに生き甲斐を見出していたことがあり、それを思い出したのかその大学生の借金を肩代わりするために勤め先の銀行の金を横領してしまうわけです。

そして二人は深い仲になってしまうのですが、どうもそのあたりが個人的には理解できないです。

先に男子大学生の方が主人公に興味を抱くのですが、宮沢りえが演じる40過ぎの痩せた女のどこがいいんだろうと思いました(笑)。

主人公の方も、いい加減歳くった大学生にそこまで同情して数百万も出す気になるものかなと思いました。しかも体の関係になってるし。

むしろ小林聡美演じる主人公の先輩で真面目一本槍でやるべきことをやることに集中しているお局様の考え方に共感するし、また石橋蓮司?演じる因業じじいが主人公の体目的かと思いきや、「大抵の銀行員は『老後の蓄えのため』とか『いざというときのため』とかぬかしやがるが、あんたは『毎年の配当金を楽しまれては?』と『楽しみ』を勧めてくれた、そこが面白いと思ったよ」と言う部分に共感しました。
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