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2014年11月13日00:51

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横浜食べ歩き「横浜ラーメン」

 平成26年11月9日(日)。
 横浜通いの丸美先生が、早朝、自宅最寄りの駅のホームに立つと、カラスが降りて来た。
 そして、鳴いたのだが、その声を聞いて、丸美先生は、
「あ、あいつだ」
 と思った。
 丸美先生は、講談社のショートショートランドという雑誌に、「ぱぐりんとん」という短編小説を書き、
「ぷーあ、ぷーあ」
 と鳴く鳥を登場させていた。
 ところが、小説世界の中だけだった筈の鳥は実在し、数年前から、丸美先生の家の近所に飛ぶようになったのである。
 正体はカラスだった。
 ほかのカラスは、
「カア、カア」
 と鳴くのに、そいつだけは、
「ぷーあ、ぷーあ」
 と鳴く。
 一度だけ、電信柱のてっぺんで鳴いているのを見たが、こんなに近くで見るのは初めてだった。
「初めまして」
 いきなり人語を喋り、著作権を主張されると思ったが、写真を写そうとすると、どこかに飛んで行ってしまった。
 JR東日本・東海道本線、横浜駅到着。
 今晩の食べ歩きも、JR東日本・根岸線、石川町駅で下車し、寿町という所に行こうとしたが、雨が降っていた。
 今回は行き先を桜木町駅として、雨天の時のために残していた、地下街の、
 横浜ラーメン - 桜木町/ラーメン [食べログ]
 http://tabelog.com/kanagawa/A1401/A140102/14011354/
 とする。
 地下街は、行政区域は、みなとみらい地区(桜木町一丁目)に属するが、文化は、野毛地区(花咲町一丁目)に属するようで、立ち飲み店が並ぶ。
 横浜ラーメンは、広い通路の隅にカウンター席を作り、透明な壁で区切ったような店構えだった。
 ラーメン(520円)を注文。
 営業時間が始まったばかりのようで、寸胴に入れていた、出汁が入った大きな網を引き上げたりしていた。
 すると、そこに、9月1日(月)に食べた、同じ地下街の、
 横浜飯店 - 桜木町/中華料理 [食べログ]
 http://tabelog.com/kanagawa/A1401/A140102/14038834/
 と思われる、白衣を着た女性店員が、顔を上気させながら、やって来た。
 カウンターに肘(ひじ)を突きながら語るには、さっき来た客が、
「お釣りが少ない」
 と、騒ぎ出したそう。
 あまり騒ぐので、地下街の警備員さんに来て貰うと、
「合ってました」
 と、慌てて逃げて行ったのだそうだ。
 ラーメンは、店名の横浜ラーメンに反して、あっさりした東京ラーメンだった。
 根岸線の山手駅に、山手線電車来ないのと同じ理屈か。
 焼き豚、シナチク。
 飲んだ後に食べたい味だった。
 ラジオ韓国(1170kHz)・受信記録(21:00〜22:00)。ニュース(韓日貿易の減少。旅客船セウォル号沈没事件、関連法の成立、ほか)。SINPO=33333。
 レイルウェイ・ライター、種村直樹先生の記事。
 鉄道作家の種村直樹さん死去…「鉄道ジャーナル」などで活躍
 11月9日(日) 11時36分-経済総合(レスポンス)
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141109-00000006-rps-bus_all
 種村先生の作品の挿絵も手掛けた、ウルトラクイズ優勝者でもある、北川宣浩先生の追悼文。
 訃報:レイルウェイ・ライター種村直樹氏ご逝去 | イケてる、モノ・コト
 http://monokoto.jugem.jp/?eid=4571
 種村先生は、ショートショート作家でもあり 
 日本推理作家協会「自選ショート・ミステリー」(講談社文庫)
 http://www.amazon.co.jp/%E3%83%9F%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AA%E3%83%BC%E5%82%91%E4%BD%9C%E9%81%B8%E3%83%BB%E7%89%B9%E5%88%A5%E7%B7%A8%E3%80%885%E3%80%89%E8%87%AA%E9%81%B8%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%9F%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AA%E3%83%BC-%E8%AC%9B%E8%AB%87%E7%A4%BE%E6%96%87%E5%BA%AB-%E6%97%A5%E6%9C%AC%E6%8E%A8%E7%90%86%E4%BD%9C%E5%AE%B6%E5%8D%94%E4%BC%9A/dp/4062731878
 に、「迷路列車」という作品を寄稿していた。
 この作品集には、ショートショートの広場の、鈴木輝一郎先生も寄稿していたから、丸美先生も、もう少し、ちゃんとしていたら、種村先生と、競演できていたかもしれない。
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