クダラナイ校則なんてたくさんあります。
私が高校生の時代は1970年代後半の管理教育時代ですから、
「拘束するための校則」がたくさんありました。
クダラナイと思っても、守らなければ行けません。
気に入らなかったら、他の生徒を巻き込んで改正を働きかければいいのです。
60年代から70年代初頭には、
そうやって校則の改正を勝ち取った高校生もいました。
翻って、社会に出たとき・・・・
規則(法律・条例など)を守らない大人が続出しています。
1.ブラック企業
「(労働法規)を守ったらつぶれるよ」なんて言った社長が話題になりました。
産地偽装などの偽装が相次いで、“今年の漢字”が「偽」だった年もありました。
今、派遣法の改正論議が国会でされていますが、
派遣法も守られていません。
ブラック企業は、法律を守らずに法律を改正させようとしています。
ただ、改正させようとしているということは、
現在の行為が違法であることを認識しているからでしょう。
2.“ネット”民
ネット民はブラック企業の法令違反を叩きますが、
一方では、「悪い奴に人権はない」などと言って、
法律を無視して犯罪者などの素性を晒したりします。
大津のいじめ事件も記憶に新しいところですが、
「まんだらけ」事件で、防犯カメラの映像を公開することに賛同が多かったことも、
法律を無視する風潮があることを表しています。
法律が気に入らなかったら、改正を働きかければいいのです。
でも、改正されるまでは、その法律を守る必要があります。
法律を守らずに、改正も働きかけない・・・・
個人情報を晒していい気になっている人は、
「いいこと」をしていると勘違いしているのかもしれません。
ある意味ブラック企業より悪質だと言えます。
結局、教育において「校則そのものの意味」や、
「校則を守る意味」を教えられていないのだと感じます。
この二つを教育すると共に、
校則が不合理だと感じた場合の改正の手順なども教えていかないと、
「民主的な国家及び社会の形成者として必要な資質」(教育基本法第1条)は育たないでしょう。
■なぜ校則を守ることに意味があるのか?大人に聞いてわかった4つの理由
(しらべぇ - 11月02日 15:00)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=202&from=diary&id=3123619
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