松本人志に真面目人間をやらせて
CMで好感を集めている日本郵便株式会社。
あほな大衆主義のっかりの日本国民を利用して小泉が民営化したが、
皆は満足なんだろうね。
今日、正午になる少し前、ちょうど道を挟んで真正面の家に郵便配達が来た。
赤塗のバイク
大阪、藤井寺郵便局の所有営業車で
「藤井寺市さ3087」
である。
向かいの家のポストに停車する2m程前でいきなり
車輌後部に搭載しているプラ製の赤い〒マーク付き郵便物輸送箱が
車体左側に
「バカッ!」
と倒れて、内容物を吐瀉(笑)した。
#蓋が上唇のように開いてゲロッ吐いたように見えたよ。
配達のにーちゃんは
「あ゛ーっ!」
と苛ついたような声を出したか、バイクをエンジンをかけたまま停めて
吐出された郵便物を拾い集め始めた。
その間2,3分だろう、拾い集めた後に、
濁った黄色の輪ゴムのようなものを手にし、
外れた荷箱裏の固定具部分とバイクの荷台をそれで留めたように見えた。
S600についた雨の水痕を拭き取りながら一部始終をじーっと見ていた。
にーちゃんとも目をあわせた
郵便物に手を出して後で面倒になるのは嫌なので
手伝いはしなかったが、
「見たで。」
とアピールするためにも、ゲートのざっくりした格子の隙間から確実に目を見返して。
でもね。
え?それだけ?
にーちゃんは輪ゴムで補修した後に走り去った。
そんなバイクで配達しているの?
まあ、にーちゃんの責任は大きくはないだろう。
責めても運行前点検が手抜きだったとか、
最大の問題は、その場で郵便物をぶちまけた件を
局に報告していた様子がなかったこと。
ただ、藤井寺局はうちにも郵便物を配達する。
間違いなく。
そんな整備不良みたいな積載箱のバイクで営業しているの?
イマドキ、普通郵便では現金などの法的に禁止されている一部の送付物を除き、
厚み制限以内なら結構なんでも送っているご時世である。
例えば、先日も普通郵便で小型のモーターを送ってきた。
エアキャップでくるんで包装する責任は荷主にあれど
じゃあ、雑な配送が社会的に許容されるのかは謎である。
#因みに、原則的には普通郵便は
#
#「相手に無事に届いたらラッキーだと思え」
#
#というコンセプトであることは承知している。
#一律料金で津々浦々の手軽さの代わりに追跡能力もなく到達期間の無期限で
#基本的に事故補償は期待できない。
ただ、現実的にこれを地で実施すると、
日本円が暴騰か暴落することにもなるだろうな。
事なかれの日本文化が日本の世界的な価値を支えているわけだから。
ま、モーターが壊れるくらいならまだいいが、
Li-IONバッテリなど、衝撃でインシュレータに破損が発生したら、
充電しようとして爆発する危険性すらある。
極端だが、ぶちまけて当たり前、的な配送にはちょっと寒気がした。
にーちゃんととっつかまえて口論しても
イマドキのにーちゃんは現場で握りつぶしてもなんら不思議ではないし、
上記の通り、にーちゃんの責任は半分には届かないかな?と思い、
まずは日本郵便のwebサイトで。
0120-23-28-86
ってのが「お問い合わせ」らしい。
ま、これはどうせ東京なので、配達局の現場からは距離がありすぎる。
受付のIさんが
「お知らせ、ありがとうございました。」
で済ませようとするので、
「そういうことじゃなくて、
ちゃんと藤井寺局の配送機材を監督できるところが
問題と対策の必要を認識したかくらいはフィードバックしてくれんと、
うちに来る郵便を平気で地面に叩きつけられるようでは困るよね。」
って、最低限それだけはせよ、と。
あ、クレーマーみたい?(笑)
別にうちの郵便に具体的実害があったわけでもないのにね(再笑)。
でも、やっぱり寒いわ。これはそのまま知らんぷりしていたら。
藤井寺郵便局からは午後2時頃に電話があり
・機材の点検を徹底する
・配達中にあった障害、事故などは即座に報告させる
対策をとると。
ま、それ以上は何も言えんだろうな。
とりあえず、配達担当でも、遠くの関東で座している電話番でもなく、
比較的現場を認識できているだろう配送局のしかるべき責任者に
問題認識が届いたということで、まあ、当面はそれ以上できることはないかな、と。
因みに、にーちゃんは局から事実確認をされるまで報告していなかったそうな。
その責任者は
「かなり絞ったので」
と理解を求める言い訳に使っていたが
絞ると逆にまた何も報告しなくなるだろうに
相変わらず株式会社になっても郵政内部は日本軍隊理想なままなんだろうな。
凄く、失望というか落胆というか幻滅というか、文句の気分も萎えた。
ま、今後もうちの郵便に実害が出ないことを祈るわ。
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