新しく来た自転車です。自己資金を使っていないことは、ちょっと前の事故でのレポのとおりです。
生まれて初めてのフルカーボン自転車。
シナプスくんと呼ぶことにします
このアメリカ キャノンデール社製の自転車を初めて36kmほど乗ってみました。前のGIANT Defy2 2013と比べると、同じ漕いでいる感覚で2,3k速度が上がって、以前の31 32kmの感覚では35kmくらい出ています。
後輪のフレームらの振動吸収性が素晴らしく、凹凸というか、歩道の煉瓦を並べたような道でも吸い付くように進んでいきます。
写真のとおりの複雑なフレーム形状で、上下の垂直方向はしなって振動吸収。
前後左右の方向は剛性を強化の設計思想は乗っていて感じられる設計です。
詳しい設計理念は設計者へのインタビューに詳しいです。
http://www.cyclesports.jp/articles/detail.php?id=466
ギアは前2段の後ろは11段のシマノの最新ギアです。
以下はネットで拾った自転車コンセプトや技術解説です。
SYNAPSE CARBON はE3ハレルベーク優勝など北のクラシックでのペーター・サガン(スロバキア)の活躍を支える「Hi-Mod」と共通のフォルムを持つロングライド向けのフルカーボン製エントリーモデル。チューブ形状の工夫によって最大限に快適性を高めながら、ロードバイクの基本である反応性や軽さなども優れることが特徴だ。
「パリ〜ルーベ」という石畳を走るような過酷なレース用に作られたのがこの「SYNAPSE CARBON」で、「ENDURANCE ROAD」と分類されています。
キャノンデールのロードバイク「CAAD10」や「SUPERSIX EVO」が一般的な「ELITE ROAD」と分類されているのとは違うカテゴリーです。
「ELITE ROAD」が「軽快に速く走る」ことを一番に考え設計されているのに対し、「ENDURANCE ROAD」は「長い距離を疲れないで走る」ことが最重要ポイントとなります。
「ガタガタ道」を走るとその衝撃一つ一つで人間は体を前後左右に振られ、その傾いた体を元に戻すことに体力を使うそうです。
衝撃を和らげ、前後左右に振られることを抑えると、結局速く走れることになります。
「SYNAPSE CARBON」はそのような大変優れた振動減衰性能と、石畳区間のガタガタ道をストレスなく上体を起こして走れる「リラックスポジション」を持ち合わせています。
日本の道路でガタガタ道は少ないですし、ましては石畳を走ることなんてないですから、楽な姿勢で走れる「リラックスポジション」が「SYNAPSE CARBON」を選ぶ重要なポイントとなります。
特に体の硬い人がロードバイクにストレスなく乗られるのでしたらハンドル位置が高くて近くにできる「リラックスポジション」を持つ「SYNAPSE CARBON」が最有力候補になります。
「SYNAPSE CARBON」には「ハイモジュラスカーボン」と「スタンダードモジュラスカーボン」の2種類のカーボングレードを使った機種があります。
「SYNAPSE CARBON 6 105」は「スタンダードモジュラスカーボン」を使いフレーム剛性を少しやわらげてあるので、ロングライドやツーリングをノンビリ走る人向けのロードバイクです。
2015年モデルの「SYNAPSE CARBON 6 105」はいよいよ11スピードのシマノ新型「105コンポ」が採用されました。
11段変速のメリットはシチュエーションごとに細かくギア比を対応させることができるということです。
「SYNAPSE CARBON 6 105」と「SYNAPSE CARBON 5 105」の違いはブレーキとホイールです。その他のフレームやパーツ類はほぼ同じです。
■以下がスペックです。(まだ発表されたばかりなので突然変更になる可能性があります。)
Frame:Synapse,Ballistic Carbon,Di2 ready, SAVE PLUS, BB30A
Fork:Synapse SAVE PLUS,Ballistic Carbon, 1-1/8" to 1-1/4" tapered steerer
Crank:FSA Gossamer, BB30A, 50/34.
Bottom Bracket:FSA BB30A
Shifters:Shimano 105 5800
Cog Set:Shimano 105 5800, 11-32, 11-speed
Chain:Shimano 105 5800, 11-speed
Front Derailleur:Shimano 105 5800, braze-on
Rear Shimano 105 5800 GS, 11-speed
Rims:Shimano RS010
Hubs:Shimano RS010
Tires:Schwalbe Lugano, 700x25c, folding
Brake:Shimano 105 5800
Handlebar:Cannondale C4 Alloy Compact.
Stem:Cannondale C4 Alloy 31.8, 6 deg.
Headset:Synapse Si, 1-1/4"lower bearing, 25mm top cap, 30mm head spacer
Brake Levers:Shimano 105 5800
Spokes:Shimano RS010
Grips:Cannondale Bar Tape w/Gel, 3.5mm
Saddle:Cannondale Stage Ergo w/steal rail
Seat Post:Cannondale C3, Alloy, 25.4x300mm(48-51),350mm(54-58)
スペックを見ると、
Shimano 5800 105 11s Compo ブレーキなし
BB30A規格のクランク、ブレーキ全て11スピードの新型105コンポになっています。
CANNONDALE 2015 CAAD 10 5 105 Crank
クランクはBB30A規格対応で30mm軸の「FSA GASSAMER 50x34T」です。
Shimano WH-RS010 WHEEL 11speed
ホイールは11スピードカセットが使えるシマノで一番安いホイール「WH-RS010」です。
振動吸収性の要となるのが上位モデルにも採用される「SAVE PLUSHマイクロサスペンション」だ。
カーボンの積層や螺旋状のチェーン&シートステー、後方へオフセットしたフロントフォーク、直径25.4mmと細いシートポストによって縦方向の衝撃を積極的に吸収しながら、駆動ロスの原因となる横方向やねじれ方向の変形を防止。素材には上位モデルより弾性を落としたカーボンを使用しながら上位モデルと同様の剛性を実現した。
2015年先行発売モデルとして発売されるのは2種類の完成車で、いずれもリア11速の新型シマノ105を搭載する。違いはホイールにあり、「5」にはシマノ WH-RS11を、「6」にはシマノ WH-RS010をアッセンブル。2モデルともサイズは48、51、54、56、58の5種類が用意され、カラーは「5」が2014年の北のクラシックでサガンらが使用したバイクを思わせるブラックとシンプルなホワイトの2種類、「6」がマット基調のブラックの1種類となっている。
S.E.R.G.シナプスエンデュランスレースジオメトリー
わずかに長めのヘッドチューブ、少し長めのホイールベース、そして少し寝たヘッドアングル。S.E.R.G.は真のレースポジションとアップライトポジションの快適性との間の理想的なバランスを生み出します。長時間のライディングに最適で、あらゆる路面で抜群の操作性を発揮します。
SAVEプラスマイクロサスペンションシステム
カーボンレイアップ、リアステーとフォーク、そしてシートポストとシートチューブから構成される3パートシステム。それがSAVEプラスマイクロサスペンションシステムです。すべてがシームレスに連動して機能することで、振動を減らし、操作性を向上させ、そして快適性を高めます。
SAVEプラスマイクロサスペンションシステム(リアステーとフォーク)
フレームとフォークのカーボンレイアップは、高周波数の振動の吸収力を最適化して路面の騒音を低減します。革新的な螺旋状をしたチェーンステーとシートステーは、オフセットドロップアウトが装着されたフォークと連動することで、どんな不整地であっても、ホイールの高い路面追従性が実現し、ハンドリングと制御性が格段に向上します(それれライダーが座っていても立っていても変わりません)。
SAVE プラスマイクロサスペンションシステム( シートポストとシートチューブ)
エレガントにBB部分で広がるシートチューブと25.4ミリと細めのシートポストがしなやかに変形することで、座った状態での快適性が向上するようにデザインされています。一体型のカラーレスのシートクランプによって、従来よりもシートポストの柔軟性が向上しています。
パワーピラミッド/BB30A
幅が広くなった新型の73ミリ BB30Aボトムブラケットに合わせて、シートチューブは左右非対称にスリットし、最小の重量で最大の剛性を実現しています。
シナプスバリステックカーボンフレームオプション
1 シナプスハイモッド:
バリステックハイモッドカーボン構造を採用。ハイモジュラスファイバーとウルトラハイモジュラスファイバーによって、きわめて強度が高く耐久性のある基本構造全体に、剛性強化ファイバーが相互結合した構造を形成します。これにより、超軽量、超高強度、超高剛性が実現します。
2 シナプスカーボン:
ハイモッド版と同じレイアップ、金型、バリステックベースファイバーを採用。さらにスタンダードモジュラスファイバー を積層することで、剛性と乗り心地を調整します。
700 x 28C TIRES
シナプスモデルに使われている太めのタイヤ(最大28Cまで可能)を採用することで、快適性が向上し、さまざまな条件の路面にも適合し、パンクの可能性も減少します。
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