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2014年10月07日17:35

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再び情けない

発想が貧弱過ぎて、どうにも虚しい。

実に情けない。

自分の子であろうがなかろうが、子供は未来であり、希望だと信じている。

その小さな命をお腹に宿す妊婦に対して自然な思いやりが生まれてこないというのは、一体どうゆう生活環境がそうさせるのだろうと思う。

もっと言えば、何を食って何を見て過ごせば、そういう人間になり下がれるのかを知りたい。

サラリーマンが妊婦を怒鳴りつけるなんてのは、愚の骨頂だ。

自分も疲れている。自分だって大変。

そんな言い訳はどうでもいい。

そもそも自分の元気が有り余っているから席を譲るのではない。

より安全で安心な空間を必要とする人の為に、多少自己を犠牲にしてでも席を譲る。

それが人としての当たり前の心遣いではないのか。

だらしの無い能書きで、自分の人間性の稚拙さをひけらかさないでもらいたい。

子を産んで育てる。

そんな生物として当たり前の営みが、近頃軽視され過ぎていると思う。

大人は子供らのヒーローでいなくちゃならない。

そう思った時、『この仕事は』 或いは 『この判断は』、『この行動は』 子供達に誇れるものだろうかと考えれば、自ずと答えが出てくる場合がある。

それは生まれ出ていようが、腹の中で静かに眠っていようが変わらない。

極論ではあるが、妊婦さんが辛いから席を譲るという単純な発想でもない。

それはいつか生まれてくるその子に対し、『頑張れよ。世界がお前の誕生を待っているよ』 というメッセージであり、新しく母親になろうとする女性に対するエールでもある。

記事を読んだが、素直に言葉で席を譲って欲しいと伝えるべきだと書かれていたのには驚いた。

ならば聞こう。

目の前で苦しんだり痛がったりしている人がいた場合、助けて下さいと哀願されるまでボサ〜ッと見物しているのだろうか。

たとえお節介な奴だと思われようとも、『大丈夫ですか』 と声をかけるのが人情ではないのか。

その延長線上で年寄りや妊婦、ハンディのある方々に席を譲ったり手を差し伸べたりするのではないのか。

先月26日の記事には妊婦の腹を蹴ったという記載があった。

これは無抵抗な胎児の立場からすれば殺人行為そのものでもある。

つまらん戯言を口に出したり文字にするのは情けない。

妊婦が子を思い、周囲の方々の目に触れ易いように取り付けたマークに関して、間の抜けた解釈で反対を述べる連中の心理が分からない。

少なくとも自分と自分の家族は、新しい命やその子を宿す母親達に温かい眼差しを送るようでありたい。




*上記は 09月26日の日記の再編集物です。


■「マタニティマーク」ネットで論争 妊婦が権利振りかざしている?
(産経新聞 - 10月07日 08:06)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=133&from=diary&id=3084732


 外見では赤ちゃんがいると分かりづらい妊娠初期の妊婦らが交通機関を利用する際に身に着ける「マタニティマーク」。席を譲るべき妊婦だと、ひと目で分かって便利そうだが、インターネット上では「権利を振りかざしている」と反発が強く、是非をめぐり、たびたび論争が起きている。最近も内閣府の調査発表を契機に議論が活発化した。

 内閣府は9月13日、母子保健に関する世論調査結果を発表した。マタニティマークを「知っている」と答えたのは女性が63.8%、男性は41.4%にとどまり、制定から9年目に入りながら、あまり浸透していない実態が浮き彫りになった。

 ネットの掲示板でも、「え、もっと浸透してるのかと思った」「女ですら6割しか知らないんだから、男が知ってるわけないな」と、意外な“不人気”ぶりを驚く声があちこちで上がった。そして、これをきっかけに、是非の論議がまた始まった。

 ◆特別視に反感を募らせる

 やはり目立つのは、「座りたい方が頼めばいい。譲る方があれこれいろいろと考えなきゃならないのは理不尽」「すみませんが席を譲っていただけませんか、と素直にお願いできないのか」などの声。

 「望んで妊娠したくせに、なんでマークを着けただけで特別扱いされると思ってんの?」「ドヤ顔の無言で、席譲れやマーク誇示されても、絶対に譲らない」と、特別視に反感を募らせる人も目立った。また、「マークを目にした不妊女性が傷つく」という意見も散見された。

 マークへの反発はネット上でかなりヒートアップしており、これを背景に、現実の世界でもマーク着用者が暴言にさらされるなどの被害が出ているという。

 あるネットユーザーは「知り合いがマーク着けて電車に乗ってたら、サラリーマンから『俺らはお前より疲れてんだからふざけんな、立ってろ。本当、ずうずうしい』って言われたらしい」と報告していた。

 このような論争は数年前からネット上で断続的に勃発している。今年3月にもタレントの優木まおみさん(34)が自身のブログで、「(知り合いの妊婦が)優先席で舌打ちされたり、おじさんに『電車に乗んなきゃいいのに』とか逆ギレされたとか聞いた」などと、マーク着用者への嫌がらせに言及した際にもネット民は白熱した。

 「変なマーク着けて主張するからたたかれる」「子連れや妊婦の中には、勘違いして特別な待遇を受ける権利があるって自分本位の行動を取る人がいる」と、今回と同様の応酬が行われた。

 ◆小さくない擁護派の声

 もちろん、反発している人ばかりではない。「妊娠してみたら妊婦さんの大変さが分かるのでは?」「つわりで常に気持ち悪く、貧血気味にもなる。おなかも重くなって、いろいろ大変なんだから、そんな冷たいこと言わないで!」と、擁護派の声も決して小さくない。

 だが、実害が報告されている以上、「マークを着けるのは怖くて躊躇(ちゅうちょ)してしまう」という妊婦が出てくるのも仕方がないところ。せっかくのマークだが、活用は意外に難しい。

 結局、「そもそも、妊婦だろーがそうじゃなかろーが、女性をいたわれば問題ない」「妊婦がいたら、当たり前に配慮できる道徳を学ばせろよ」などと良識論に落ち着くのが毎度の展開だ。(れ)

【用語解説】マタニティマーク

 厚生労働省が平成18年に制定したマークで、ピンク色のハートの中に、赤ちゃんと女性が寄り添っている姿をデザインしている。妊婦が交通機関を利用する際に身に着け、周囲が妊産婦への配慮を示しやすくする目的で定められた。特に、妊婦やおなかの赤ちゃんの健康維持に重要な時期だが外見からは分かりにくい妊娠初期の妊婦への配慮が期待されている。




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