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2014年05月13日20:54

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「安全」である根拠・「危険」である根拠

低線量被曝と健康被害の関連については、まだまだわかんないことばかりです。
そのような中で簡単に「安全だ」というのも無責任ですし、かといって「危険だ」と大騒ぎするのもやっぱり変です。

「わからない」ところは素直に「わからない」としていけばいいのだけど、なぜだか「今の放射線による健康への影響についてはよくわからない」というような論はあまり見たことがなく、「現時点では安全」とか「いまでも危険」とか断定が多いのはなぜ?

「わからない」を前提にして、わからないからこそ、健康に対しての調査、検診をマメに行って・・・で、ちょっとでも変だったらば即座に対応するということを徹底していけばいいと思うのだけど。
幸い、甲状腺がんは早期に発見して手を打てば殆ど生命予後に問題がない癌ですし、その他の癌にしたってチェルノブイリの時代より飛躍的に治療法は発展していますし、今後10〜20年後は想像が付かないほどの成果をあげているかもしれません。

一番怖いのは「政府が言ってることはすべて嘘だ」とか「国は事実を隠蔽してる」という前提で持ってこられると、いくら正しく安全である事が証明されている事象でも信じられなくなってしまう、否定されてしまうということです。
それならばいったい何を信じたらばよいのでしょう? 「危険だ」って言ってる人が包み隠さず本当のことを言ってる・・・という理論になってしまうんですか? それだと永遠に「安全」はあり得ないのでは?

「安全」にしろ「危険」にしろ、客観的で正しい根拠を出して欲しいです。「鼻血を出している人がいっぱいいる」ってのは全く客観的な根拠じゃありません。

あと、福島って結構デカイ県なので。浜通り・中通り・会津って分かれてもいるんで・・・ 何でもかんでも「福島」で括っている意見は、ぜんぜん正しい根拠だとは思えません。

■美味しんぼ描写、閣僚ら相次ぎ批判 「偏見を助長」
(朝日新聞デジタル - 05月13日 12:30)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=2879889
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