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2014年05月08日22:56

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医療・介護とお金の問題

最近の風潮として、誰かの世話になりながら生きていきたくない・・・とか、「尊厳死」を認めろとか・・・
そういう論が強くなってきています。

要するに「できれば介護は受けたくないもの」なんですね。
介護の意味や価値が軽んじられている・・・。
価値を感じられないものに、金を使おうとはなかなか思えないので・・・
また、「人の弱みにつけ込んで儲ける」的な感覚も消費者側には出てきてしまうところもあるので。
ここらへんは医療も同じですね。

介護や医療に金が絡んでくると、いろいろと面倒なことになってしまいます。

まあでも、誰しも歳を取ればカラダやその他にガタが来るわけで。
そういったところをサポートを受けながら、丁寧に自分の一生を終わらせていく・・・ということ。
またはそういったことが「できる」ということは大変に有り難い事なんではないでしょうか?

結局は、生かされていることの有り難さというか、重みというかをぜんぜん顧みない風潮の表れでもあるような気がします。

そうはいうものの・・・でもやっぱり資本主義的な経済の仕組みに、医療を組み入れるってのは無理だと思ってます。なんか別の違うカタチでやっていかないと。
「医は仁術」って言うけれど、介護・医療職に就いてるのは、普通の人間で、霞を食って生きていけるような仙人では無いから。

杉並区某所に老人を主とした療養型の病院がありますが、ここを支えているのが大勢のボランティアの方々です。
地域医療の奇跡とも言われる、鎌田先生率いる諏訪中央病院もボランティアなしではあり得ません。
それが実情です。
他の医療機関も、募金や寄付、チャリティバザーなどでしのぎを削っています。
病院が儲かってる・・・なんてのはウソですから。
地方の公立病院なんて殆どが赤字です。

何とかして行かないと・・・非常にヤバイ状況になっていると、私は感じています。


■介護職員の月給、全産業平均を9万円下回る 全労連調査
(朝日新聞デジタル - 05月07日 08:40)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=2871541
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