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2014年04月27日22:40

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イギリスの旅 5 (完)

5/2(木)
イギリス最終日。朝、ホテルの朝食会場で唖然とする。エディンバラのカフェで食べた朝食とそっくり。
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味も完全に一致。ソーセージが不味い・・・。

トラファルガー広場
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これ、三越のライオンのモデルだっけ?

セントポール大聖堂
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内部の装飾が素晴らしい。個人的にはロンドンで一番好き。

近くに建つイングランド銀行博物館を軽く見学した後、バッキンガム宮殿へ。
ロンドン観光の目玉でもある衛兵交代式を見るためだ。
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見学客があまりにも多くて驚いたが、このあと一瞬で行進は通り過ぎて行った。

ついでに近くのウェストミンスター大聖堂の塔に登る。
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エレベーターで昇れるので楽ちん。※もちろん有料で5£(≒800円)

カフェで軽食。
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トマトとモッツァレラのクロワッサン、フレンチバタークロワッサン、バニラヨーグルトで5£強(≒800円強)
何度もしつこいがパン類が美味い。そこら辺のカフェや売店で日本もこのレベルのパンを出してほしい。

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国会議事堂の場所まで戻ると胸ポケットに花を無理やり挿してくる怪しいおばさんあり。
おれはもちろん完全無視だが、『地球の歩き方』持ってる日本人の一人旅の男子学生さん、オドオドしてるから絡まれ始めてるよ・・・。

議事堂の隣のウェストミンスター寺院(さっきのは“大聖堂”)は入場料18£(≒2880円)。内部は各小部屋の装飾が素晴らしいが、撮影不可でがっかり。
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最後に地下鉄でベイカーストリートへ。ホームズで有名なこのストリート、名探偵コナンの映画でもあったけど、何の変哲もないただの通りでした。
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鉄道乗り放題パスがあるので、ヒースローエクスプレスで空港へ。この列車はわずか15分の乗車で普通は19£(≒3040円)かかる。高額なのが自慢(?)の成田エクスプレスや関空特急はるかもびっくりの値段だ。

空港にあったピアノ。“Play me”って表現がどうしても可愛く思える。
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行きはブリティッシュエアラインだったが、帰りは日本航空に搭乗予定だ。
さて、事件もなく終わるかに見えたこの旅行、ヒースローでとうとうトラブルが発生した。

実はこの帰りの便、少し楽しみにしていた。というのもJALの最新機体で、これまでとは全く違うエコノミーの空間を提供するという話なのだ。
しかも経営体制を一新したJALは国鉄からJRに変わった時のようにサービスと顧客満足度が上昇しているという噂も聞く。
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↑最新機種の広告

さっそく機内に入ると・・・
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おお、座席が確かに広い!!こりゃ快適さが全然違う。そして実際に座ってみないと分からないが、収納ポケットなども非常に機能的で使いやすい。実に見事!これまで乗った飛行機でずば抜けて快適だ(注:これまでエコノミー以外におれが乗ったのはボリビアのアエロスル航空のみなので当たり前(笑))!

19:15の定刻に飛行機は出発。
大きな空港なので数十分かけて空港内を走った後、まもなく離陸という時・・・!

「機長より連絡致します。定刻の搭乗にご協力いただいたところ、本当に申し訳ありませんが、着陸装置の不具合が見つかり、只今からゲートへと引き返します。お急ぎのところ申し訳ありません。」

だ、大丈夫か?最新機種!?

ゲートに戻って1時間ほど経ち、
「ギアの角度がずれていましたが直しました。念のため、地上走行を余分に行なった分の燃料補給をしますので出発はしばらくお持ちください」とのアナウンス。結局2時間ほど機内で待つことになったのだ。

離陸後のアナウンスがこれまた驚き。

機長「2時間ほど遅れていま離陸しました。これから、乗務員一同、力を合わせ、安全の範囲で速度を最大限に上げて遅れを取り戻し、定刻の到着を・・・いや、定刻は無理ですが、何とか1時間遅れぐらいでの到着を目指したいと思います」

えっ?飛行機って意図的な回復運転できるの??
そこまでするのが日本の航空会社らしくて笑える。

さて、機内食。
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おお、豪華!行きのブリティッシュ航空より品数も多くて味もいい!
スペイン旅行の際、往路のKLMはいまいちだったけど復路のエールフランスは最高の機内食だったことを思い出す。

「エコノミークラスなんてどれ乗っても一緒」という冷めた意見の旅人も多いけど、俺はそう思わない。
それぞれの会社ごとに機材や機内食や接客に個性があって、面白いと思う。
これまで個人的に良かったのはシンガポール航空、エールフランス航空、ルフトハンザドイツ航空、そして今回の件で日本航空だ。

成田空港には宣言通り、60分遅れの到着。これまた見事だった。


<旅のまとめ(英国の印象)>
1、旅をする上での物価
高い。食事、ホテル、交通機関、入場料、何もかも高く、およそ日本の2倍と考えていた方がいい。

2、食事
やはり英国料理はたいてい高くて不味い。でも先進国だから英国以外の料理を出す店もあちこちにあるだろうし、パンに限れば日本よりずっと美味しい。

3、町並み
ロンドンは大都会で、個々の建物は凄くても町全体を見ればビルが立ち並ぶ都市と言う印象。やはりプラハのように全体が中世の大都市という景観は稀なのだと改めて思う。一方でエディンバラの旧市街は素晴らしかった。もちろんオクスフォードやチェスターなどの小さな町も非常に美しいものだった。
あと、ドラクエなんかのRPGの町の雰囲気に一番近いのがもしかしたらイギリスかも。パブの内装とか宿屋の看板として掲げられる“INN”の看板を見てそう思った。

4、旅の難易度
英語が通じ、治安も比較的良く、交通網が発達して、衛生状態も良いので、旅は楽。ドイツやスイスのようにコインロッカーがあれば、乗ったり降りたりする鉄道パスでの旅行をもっと楽しめるんだけど・・・。

5、接客・サービス
一番の印象となった紳士的な接客。同じ資本主義の先進国である大陸側の欧州や北米とはかなり印象が違って、日本にいるような気持ち良い接客だった。
島国だからか日本と似ているという話は今まで聞いてもあまりピンと来なかったけど、今回納得した。社会の雰囲気というか、滞在中に人々から受ける印象というか、上手く説明できないけどそういう点が日本とよく似ている。
イギリスでまさかこんな感想を抱くとは思わなかったから、自分でも驚きだけど、やはり行ってみないと分からないものだ。初めての国を訪問するのはこれだから面白いのです。


英国旅行を終え、訪問国はこのようになりました。
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