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2014年04月19日23:08

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イギリスの旅 1

今更だが昨年GWに行ったイギリスの旅行記をまとめておく。

「30数ヶ国も海外に行ってて、なんでその国に行ってないの?」と自分が周りから言われる国にトルコがあり、昨年トルコに行ったんだけど、実はもう一ヶ国ある・・・それがイギリス。

イギリスと言えば古い歴史を持つ一方、現代文明の先駆けとなった場所。郊外の風景も美しそうだから、世界で初めて鉄道が走ったこの国で鉄道旅行がしてみたい。
そして皆が口を揃えて言う「飯が不味い!」というのはどこまで本当なのか??

かくして英国旅行を思い立ったのは正月のこと。
随分前と思うかもしれないが、GWに欧州旅行しようとしたら、それぐらい前でないとまともな値段で旅行できない。しかも今回はGW後半は関西に帰省したかったから、GW前半をフル活用できるよう直行便で現地滞在時間が長い航空券が必須。

GWで直行便というシビアな条件でも、往復航空券自体は4か月前なら比較的安価に入手できる。

(往路)宮崎→羽田→ロンドン
(復路)ロンドン→成田 羽田→宮崎

これで86,500円。これだけなら安い。※欧州往復のノーマル運賃はエコノミーで60万円ほど
ぼったくりの燃油チャージは80,600円で、合計167,100円。
あとは日本と海外の空港税等が入るんだけど、日本は2,440円。ところがイギリスは18,190円もとる。
世界一高いんじゃないかな・・・。
結局合計187,730円で、なかなかのお値段。

まぁ今回はお金かかる覚悟は出来ていたから構わないけど、それに加えて現地の物価が半端なく高かった。そして平穏に旅の終わりを迎えるはずだったが最後の最後でまたしてもトラブルが・・・。しかしながらある素敵な発見も出来た良い旅となりました。

では、食事ネタや物価ネタなどを中心に旅行記を始めましょう。

【旅程全体の紹介】
4/27(土)夕刻、宮崎空港発→夕刻、羽田空港着 (羽田空港泊)
4/28(日)早朝、羽田空港発→午前、ロンドン着 (ロンドン泊)
4/29(月)ロンドン→バース→オクスフォード→ロンドン→(寝台列車泊)
4/30(火)→エディンバラ→グラスゴー→エディンバラ(エディンバラ泊)
5/1(水)エディンバラ→ヨーク→チェスター→ロンドン(ロンドン泊)
5/2(木)夕刻、ロンドン発(機中泊)
5/3(金)午後、成田空港着 夕刻、羽田空港発→夜、宮崎空港着

4/27(土)
夕方、宮崎空港からJAL機で羽田空港へ。GWの初日だというのに搭乗率は20%ほど。宮崎は東京便は多すぎていつもがらがら、大阪便は小さい機体で満席ばかりという印象だ。
陸の孤島である宮崎は空路以外にまともに本州へアクセスする手段が無いので、それなりに便数自体は確保されている。

翌日、ブリティッシュエアウェイズの6:25発のフライトに備え、羽田空港内のカプセルホテルで宿泊。ご想像通り、カプセルホテルとしては非常に高い5200円です・・・。

(羽田空港泊)

4/28(日)
3:50起床。専用バスでターミナルへ。数百人の乗客の中でも最も安い航空券のようで事前座席指定は不可能。チェックイン時には「あなたは赤ちゃんの隣か非常口の横の2席しか選べません」と言われる(笑)
非常口の席は足元が広々していて、トイレの空きもすぐに分かるメリットはあるが、離着陸時に足元に荷物が置けず、モニターも見れないなど不便もあった。

ブリティッシュエアウェイズの機内食はまぁ可もなく不可もなく。CAは比較的いい加減で、機内食のプレートに間違えてケーキが2つあったのでそれを申し出ると、「あぁ、あげるわ」と。いや、要らないんですが・・・。

以前カナダに入国審査の際、かなり質問を受けたが、今回も色々と聞かれた。職業を聞かれたと思ったので会社員だと答えたら、

入国審査官「そんなの知ってる。入国カードに書いてるからね。何の会社だ?」
おれ「chemical companyです」
入国審査官「何の業務をやってる?」
おれ「えっと、accounting departmentに所属してます(経理やってますの意)」

英語圏の入国審査はこうした雑談(?)が入る傾向にあって、カナダでも大学の専攻とか色々聞かれた。

地下鉄で市内へ。
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さて、ロンドンは地下鉄が東京のように発達した大都市だが、注意すべき点が2つ。
1つ目は普通に切符を買うと運賃がめちゃくちゃ高いこと。
初乗り(ひと駅の乗車)は4.3£(≒688円)。
プリペイド式のカードなら2£(≒320円)なので、そちらを使うことを推奨(それでも東京の2倍ぐらいの料金)。

2点目は毎週日曜日は必ず複数の区間や路線で工事中となり運休すること。
東京で例えれば、「今週は山手線の有楽町〜品川、地下鉄浅草線の日本橋より東、丸の内線と千代田線の全区間、東急目黒線と大井町線の全区間が運休し、JR中央線は水道橋・四ツ谷・吉祥寺駅、そのほか○○駅と○○駅・・・が終日閉鎖されます」ぐらいの規模。都市の交通機関の5分の1が不通になるイメージで、日本だと甚大な自然災害が起きているのと似た状況が毎週起こる。まぁクリスマスになると国中の全ての鉄道がストップする国だから不思議は無いけど・・・理解できない。
今日はその日曜日だが、交通局のページを事前にチェックしてガイドブックの路線図に×を付けてあるのでバッチリ回避。
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安いホテル街到着。といっても格安サイトで予約したのに一泊約1万円。東京でいう7500円ほどの一般的なホテルに泊まるには、16000円ぐらいが相場のようだ。

ホテルに荷物を預け、ちょうど昼食の時間なので近くの喫茶店(ファストフード店?)でハンバーガーをオーダー。1個7.75£(≒1240円)。
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肉はそれなりにジューシーだがパンは冷たく、というかそれよりもまず、味付けされていないのでテーブルにある安物のケチャップで自分で味付け。これはモスバーガーのほうが数倍旨いわ。これで1240円とは。なかなか期待通りの食事を出してくれるじゃないっすか、イギリスさん!

ロンドンは本日と2日目の夜、最終日を観光に当てるが、本日はまず世界遺産のロンドン塔へ。
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拷問、幽閉、処刑など、主にロンドンの血なまぐさい歴史を千年近く歩んできた建物で、色々と展示があるのだが、何に驚くかって入場料ですよ。21.45£(≒3432円)。日本で言えば規模的にも姫路城ぐらいの観光施設なんだけど、これは取りすぎでしょう。姫路城は600円ぐらいじゃないかなぁ?
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カラスの伝説があるので、カラスが飛んでくると観光客は必死で撮影モードに入ります(笑)
確かロンドン塔からカラスがいなくなった時、イギリスは滅び去るだろうという予言があったとか。写真奥には英国らしい衛兵の姿がありますね。

続いて知らない人はいない名所、タワーブリッジへ。
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こうして歩いて上の部分を渡れる。
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入場料は8£(≒1280円)だけど、そこら辺で入手したクーポン使って入った。

ロンドンといえば赤い2階建てバスなので、それに乗って大英図書館と大英博物館へ。
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入場料の高いイギリスですが、博物館系は基本的に無料。一説には世界各地から盗んできた(?)展示品を見せてお金を取るのは忍びないからとか。
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エジプトの展示物が多い。
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キングスクロス駅でこれは見ておこう。
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ハリーポッターの“9と4分の3番線”だ。
周囲はまさかの大混雑でハリーポッターの人気がうかがえる。
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カフェで休憩後、ロンドンの新名所「ザ・シャード」へ。
web予約済みで、入場料は24.95£(≒4000円)
このタワーです。
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テムズ河の流れがよく分かる。
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明日の朝の列車の切符を駅で予約しようとすると、
窓口「予約は12時間前までなの。今はもう11時間45分前だわ」
そ、そんな規定があるんですか(笑)

ホテルの部屋に帰るが、暖房しないと寒い気温だった。
(ロンドン泊)
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