「すべてはお客様の笑顔のために」というのは、
接客業を経営する会社では、よくキャッチフレーズになります。
ところが、それを実践できている企業がどれほどあるでしょう。
とくに企業サイトとか、広告とか、店舗・事業所のお客様の見えるところとか・・・・
そういう所にデカデカと掲示している企業ほど怪しいのでは?と思えます。
顧客満足を第一に考えて実践している企業は強いと思います。
以前の日記にも書きました。
将来の利益を考えること(2010年06月06日03:57)
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1506646507&owner_id=5416651
企業の利益だけを考えていると、経済状況の変化で右往左往します。
その典型がマクドナルドではないでしょうか。
デフレ下では低価格路線にして、収益が伸び悩むと高級路線にする・・・・
しかも「お客様」という観点が欠落しているので、
品質が同じものを値上げしてしまいます。
一時期は「単品価格がどこにも書かれていない」という状況もありました。
店側の論理を押しつけている印象は否めません。
それに対してモスバーガーはブレませんね。
「高級バーガー」だって、ちゃんと高級感があるので、値段が高めでも納得できます。
焼き上がるまで時間がかかっても、納得できます。
しかも食べ終わって帰るときにトレーを持って行こうとすると、
「そのままで結構です」といって、すぐに従業員が片付けに来ます。
気持ちいい接客で、バーガーショップではダントツです。
>モスフードの企業目標は『食を通じて人を幸せにすること』
>単なるキレイごとのお題目と見て(中略)いるような希望者は選考途中で落とされてしまう
徹底しています。
これだけ徹底していれば、あの店の雰囲気も納得です。
>同じ外食FCでも、ビジネスの動機がまったく違うのだから勧誘になびくはずがなかった
経営者の質がまったく違いますね。
「今」の利益を追いかけるか、「将来」の利益を確保するように経営するか・・・
これがモスとマックの明暗を分けたと思います。
■モスバーガー、なぜ好調?マックとの明暗を分けた、商品力とFC店舗力の秘密
(Business Journal - 02月16日 01:10)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=175&from=diary&id=2765697
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