mixiユーザー(id:3273315)

2014年02月16日15:25

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Prophet12 first impression(ちょっと追記)


氏家さんが、楽しーく紹介してますんで一般的にはこちらみればどんな楽器かって伝わるんでしょうけどあせあせ(飛び散る汗)

プリセットされた音を聴くんじゃなくて、いきなりゼロから音を作ってみて、これイイ!って思った部分をつらつら書きます。アトランダムです

◎ディレイが、イイ!
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いきなりエフェクターですが、デジタルディレイが4基、内蔵されてるんですね。このパラメーターはこの3つのつまみのみなんだけど、それぞれにLFOとかのモジュレーションがかけられるからフランジャーとかコーラスとかにもなる。てか、フランジャーとかを「自作」する事ではじめてこれらのエフェクターについて少し理解出来た気があせあせ。この4半世紀、FM音源の理論を学び?、VCO→VCF→VCAってシンセサイザーの基本構造を学んで来ましたが、それに匹敵する位ハっとさせられました。上品にも下品にも思いのまま、ってのがまたイイです。後述のようにオシレターが5つある上、控えめに作った自作コーラスを掛けるとびっくりする位、分厚くなりまして。思わず「メガ・ジャンプ」

◎4オシレターの威力
デジタル回路で再現されたアナログの4波形(鋸波、パルス波、三角波、サイン波)と12種類のデジタル波形、三種類のノイズ(ホワイト、ピンク、バイオレット)、これにオクターブ下のサイン波のサブオシレターでこれを入れると5オシレター。直接比べた訳ではないけど、アナログ4波形はVCOに近い'08のそれとほぼ同じかより中域がふくよかな感じも。ここまで来て「VCOじゃないからダメ」ってのはもうヤボだなぁって思いました(流石に重低音はVCOに近い'08には及ばないかも・・。ま、自分は削っちゃう部分ですがあせあせ)。4つのオシレターに鋸波を充ててディチューンを掛けて所謂"Super SAW"の威力は、相当凄そう〜。これだけでも、「あ、買って良かった」。
シンクは勿論、FM変調、AM変調も出来て5オシレターあるからDX7に近い音も出せるかも・・?まずFM変調やってみたけどアナログのクロス変調のような破壊的な感じよりより素直で音楽的な変化してくれたのもポイント高いっす。

◎波形のモーフィングが素敵
オシレターのデジタル波形は12個って少なくも感じるけど、3つの波形をモーフィングして自由に変調かけられるから実質ウェーブテーブルを自作できるようなもの。PPGの流れではなく、固定のウェーブテーブル方式にNO!をつきつけWavestationを開発したデイブスミスさん、今度はこう来たか!ってニヤニヤしてしまいます。それぞれあんまデーハーな波形ではないけどその後いくらでも派手に出来るんだからこれくらいの控えめさがかえってイイのかもしれません。

◎”キャラクター”と”ハイパスフィルター”が、イイ!

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オシレターからフィルターに入る前に”キャラクター”って段階を通るんですけどここで低域や高域を強調したり、音を歪ませたり濁られたりできんですね。特に高域を強調する”Air"ってパラメーター、音が完成した後でも「あとちょっとキラって成分がほしいなぁ」って時でも自然な感じで明るくしてくれるのがイイです。
あとはハイイパスフィルターね。低域が強すぎるとベースやバスドラとぶつかっちゃったり、音全体もこもっちゃったりするから、08の時はEQをかまして中低域のカットが必要だった。これは音色毎にリアルタイムで調整出来るから、特にパッドの音でバッキングするときとかかなり便利な気がする。

◎モジュレーションリストが、イイ!
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'08もかなり大胆にモジュレーションが組めましたがちっちゃい画面とツマミのトルクの軽さにイライラする事もしばしばでしたあせあせ(飛び散る汗)。12になって画面が大きくなったのでモジュレーションのルーティングがかなりやりやすくなった。これは(かつて所有し唯一手放した事を後悔している)Korg Z1のモジュレーションソースリストに匹敵する印象です。
前述の”キャラクター”のDriveってオーバードライブだけど、VCAのエンベロープをソースにDriveをディスティネーションにするとアタックの部分が歪む感じに出来たりとか(コンプを掛けた感じ、っていうの?)


◎音色が選びやすい!
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’08は軽いトルクのつまみを回すか、ハイテンションで叩いたらすぐつぶれてしまいまそうな+-のボタンを押して音色を選択してましたが、どちみち+かーかで順番にしか音色が選べず買った当初から一番の不満点でした。12になって同様の選択方法の他にテンキーでも音色選べるようになったことと、「Play List」っての活用すれば4つの音色が表示されて演奏中にも簡単に切り替えられる、ensoniQのVFXみたいな操作感がまた便利。ライブでも非常に使いやすいと思います。

◎マトリックスモジュレーションの自由度がハンパなく高い!

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'08ではモジュレーションのソースにノイズが選べたけど、12ではオシレターそのものがソースに選べるようになった。って事はオシレターの部分で用意してあるFMとかAMとかとは別に自由にド変態変調が出来るってコトウッシッシ(つまり、これがPro5にあったポリモジュレーションってヤツなんですかね?) OSC2でOSC1のピッチ、だけじゃなくってVCFのCut offやVCAをモジュレートしたりとかetcetc。'08の時はLFO同士をルーティングさせてたけど、音そのものの方がずっと楽しいわ〜


◎赤くビカビカ光っとる
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これは'08もそうでしたがやたらにギラギラしてて特にステージとか暗い所でみるとつまみの銀色も赤く反射して綺麗〜なんですよ。色々な意味でヤル気にさせてくれますウッシッシ

パっとこんなカンジかしら・・。また気付く事があったらレポします。

バンドではRhyming cafeでバリバリ使って行きたいなって思ってますよ手(チョキ)
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