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2014年01月17日09:07

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緊縛事故対応如何で、縛り手の人間性や信用度が問われてしまうのです。

今日、マニア倶楽部の原稿を「S☆M整体オープンハウス」を始めるところまでを書きUPしました。

そして、書きながら色々な事を思い出していました。

それで改めて考えさせられる事は、何故プロや緊☆縛師を名乗る人やサロンや縄会を主催する人・店の責任者、つまり業界の表で活動する人達が、何故自分は事故をしていないそぶりをして来たかなのです。
(もちろん、今はちゃんと言う人が増えていますが・・・)

それは、「事故を認めると自分や自分の会や店の信用が無くなってしまう」と考えた事が大きな原因だと思うのです。

もともと緊☆縛は危険な行為なのですから、事故が無い方がおかしいのですが、プロや自分が教えている立場の人が事故をすれば、あの人は下手だとかレベルが低いとかマイナスのイメージが付いてしまう危険性が有るし、また教える立場からすればあまり緊☆縛行為が危険な行為だと言うと練習しようとする人も減ってしまう心配が有るのです。

だから、S☆M界の表で活動している人にしてみれば思う以上に「自分は緊縛で事故った」と言うのは勇気がいる事なのです。

でもね、私が今まで長く施術して来て知っている事は、ずいぶん前から今に至るまで(どんなに有名な人でも)過去に事故って無い人を探す方が大変だということなのです。

特に、撮影やショーなど無理を強いられる現場も有り、事故する事は仕方ない事でも有るのです。

だいたい、車の運転だって、スキーを始めとする色々なスポーツだって骨を折ったり色々な事故が起きるけれど、運転もスポーツも廃れてはいませんよね。

そう、事故をしたら、どうして事故になったかを反省して次に生かせば良いだけなのですからね。

ただ、緊☆縛事故で反省すべき事は、例えプロであっても、今までは緊縛事故の原因に関する知識が少なかったという事なのです。
そして、他の事故と大きく違うのは、例え事故っても自分は無傷で受け手だけが後遺症を負うという事、だから登山とかスキー等の事故と同列に語ってはいけないという事なのです。

うちにも色々な立場の人が直接質問や相談に来ます。
中には事前に私の日記を読んで知識を入れているという人もいるのですが、多くは結構断片的な知識だけの人もいるんですよね。

また、私が身体の事や原因を説明して、受け手の準備運動まで指導しても1回程度ではなかなか覚えきれないのも、これまた現実なんですよね。

だけど、アドバイスを求めに来る人や、私に講習依頼をする所事故が確実に減っている事も事実なのです。

そう、事故に気を付けようとする意識が高くなるだけで事故は減って行くのです。


そしてもう一つ大切な事は・・・、
もちろん事故になった時にどういう対応をするかなのです。

不幸にも事故ってた時、後遺症を負った人に寄り添えば責任感が有る優しい人となるし、文句を言ったり逃げたりすれば、信用を落としたり人間性だって問われかねません。
ただ、文句を言っても逃げても殆どの人が本人の前では口に出さないから、自分が信用を落とした事を本人だけ知らないのですが・・・・。

もちろん、事故は縛り手の責任だけでは有りません。
受け手にも問題は有ります。

でもね、やはり後遺症を負った立場からすれば、回復するまでは精神状態は安定などしていません。
だから、例え寄り添っていても、生活にも仕事にも不自由で支障をきたして、あるいは痛みに耐えているのですから心に引っかかるものが有るのも当然なのです。

でも、症状が回復すれば、その間寄り添ってくれたり面倒みてくれた事を思い出して、冷静に判断出来るのですからね。

うちに来た人の中にも、大変な時期は恨みごとも出るけれど、治ってしまえば周りの人に「大した後遺症じゃなかったから」と、縛り手を庇ういじらしい人が多いんですよ。(^^)

「雨降って地固まる」・・・緊☆縛事故を起こした時にこそ心に刻むべき言葉だと思います。


そう、私でよければ、講習依頼が有れば何処へでも何度でも行きますから、気楽に声をかけて下さいね。(^^)

さて、明日の夜は「大人の保健体育授業」
(プチオープンハウスはありません)

講師として頑張ります。(^^)/

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