今週の水曜日、行きの通勤途中で会社まであと少し、というところで突然エンジンがカブりだして、正確にいうと、アクセルを回してエンジンの回転数を上げると何ともなく、逆にアクセルを閉じると低速域がボコつくような感じになり、アクセルを煽りながらだましだまし走っているとアフターファイヤーを吹いてエンジンが止まってしまいました。
とりあえずバイクを降りてセローを押して近くのコンビニに避難、再始動を試みたのですが、エンジンが掛からない
このままでは会社に遅刻するなぁ、と考えて会社に遅れる旨を伝えて、さてどうしようかと。
押していくしかないなぁ、と覚悟を決めて、最後にもう一度エンジン掛かるかな?と思ってセルを押すと、エンジンが掛かるではありませんか
でも高回転域では普通なのですが、やはり低速域になると同様の症状がみられるので、会社についてから昼休みに検証してみたりして。
まずカブる、ボコつくという症状を考えるとガス欠か、キャブレター周りか?
でも火曜日にガソリン入れたばかりだし、ガス欠はあり得ない、ということはキャブレターか?
でも突然そんな事が起きたことなんて聞いたことがなく昼休みにエンジンをかけてみたら普通に掛かるしアクセルを回しても、その症状がない。ということはキャブレターではないな、と。
それじゃあプラグのトラブルか?と思ってプラグ外してみたら、何ともない。
なのでこれも違う、と。
症状が発生した時は雨が降っていて、昼休みに検証している状況は屋根の下なので雨による水分の影響を受けているのか・・・と考えると何気にプラグコードをエンジンが掛かっている状態で触ってみたら手に
![雷](https://img.mixi.net/img/emoji/5.gif)
が。
プラグコードが劣化していて水分がついたのを機に漏電していたのかな?と結論付けて、水曜日ということもあってバイク屋も部品屋も休みなので、急場の対策としてプラグコードにグリスを塗ってコーティングして水の影響を受けないようにして帰り道も
![雨](https://img.mixi.net/img/emoji/3.gif)
の中を走っていたら、何の症状も見られない、ということでやっぱりプラグコードなのかと。
で、木曜日に購入して取り付けたのがNGKのパワーケーブル。
説明書によるとCDI側から8〜10センチ残して切断してつなぎなおすというものだそうで
取り付けるとこんな感じです。
で、効果はあるのか?と半信半疑だったのですが、漏電は無くなっているのは当たり前で、今まで生産から22年経過していて、所謂経年劣化で悪くなっていた分、新しくなったことによって確実にプラグに電気が行ってるな、という差だけで「良くなっているな」、と感じる位でしょうか。悪くはなっていないことは確実で、少しアクセルレスポンスと低速域のパワーの出方は良くなったかもです。
今日も仕事で氷点下の気温状況でエンジンをかけようとしたらいつもならば5回ぐらいセルボタンを押さなければ始動しなかったエンジンが2回で始動した事を考えると交換した価値はあったと思っています。
推奨はIXプラグを付けるように書いてあったので、今度機会があれば交換してみようかな、と思ってます。
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