百合系箱根巡り（強羅・大湧谷・芦ノ湖）（２）

　店長と男役氏は、この後の行く先を検討をしたようで、車は別荘地の中を上に向かう。
　県道７３４号・大涌谷小涌谷線に出て、大涌谷に向かう。
　白樺林みたいな中の坂を上る。
　ところが、大涌谷入口の丁字路で左に曲がり、芦ノ湖方面への道と分かれたとたん、渋滞に巻き込まれた。
　坂道ではないが、熊笹に挟まれた県道に車が連なる。
　のろのろと箱根ロープウェイの下をくぐる。
　渋滞のおかげで、落ち着いてロープウェイの写真が写せた。
　諦めて引き返す車がある。
　路線バスは引き返すわけにいかず、大人しく追いて来ていた。
　それでも、無事に大涌谷に到着。
　ロープウェイ駅もある。
　硫黄の臭いがして、目の前で、黄色い地肌が剥き出しの地獄谷が湯気を上げている。
　尖り山は、神山だろうか。
　別の角度では、銀色の芦ノ湖が見えた。
　早速、
　国立公園 箱根 大涌谷 | 大涌谷観光センター
　http://www.owakudani.com/
　大涌谷観光センター　玉子茶屋
　http://r.tabelog.com/kanagawa/A1410/A141001/14013510/
　極楽茶屋
　http://r.tabelog.com/kanagawa/A1410/A141001/14045293/
　ゆーらんど
　http://r.tabelog.com/kanagawa/A1410/A141001/14030441/
　で、お土産を見て、試食も楽しむ。
　知られているように、真っ黒な温泉玉子が名物である。
　関連して、お菓子やキーホルダー、ゆるキャラ人形まで何でも、真っ黒な玉子型である。
　チョコレートは最初から黒いが、玉子型になっている。
　第三新東京市（神奈川県箱根町）が舞台だというＳＦ漫画、
　新世紀エヴァンゲリオン 劇場版 [DVD]
　http://www.amazon.co.jp/%E6%96%B0%E4%B8%96%E7%B4%80%E3%82%A8%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%B3%E3%82%B2%E3%83%AA%E3%82%AA%E3%83%B3-%E5%8A%87%E5%A0%B4%E7%89%88-DVD-%E7%B7%92%E6%96%B9%E6%81%B5%E7%BE%8E/dp/B00005F5UK
　が包装紙のお菓子もある。
　ここにも、旅の記念スタンプはなかったようである。
　外国人観光客が多いらしく、至る所、中国語、朝鮮（韓国）語、アラビア語の案内まであった。
　真っ黒なアイスクリームが２３０円だったと思うけど、皆で食べる。
　変わっているのは色だけで、普通のバニラ味である。
　まるで気が付かなかったが、口の回りが真っ黒という事で、化粧室に行って、大きな鏡の前で並んで拭き取る。
　散策路で地獄谷の中を歩けるが、ここでも、店長と男役氏は、車の中で休むという。
「男の人と来ると、これだから」
　である。
　白い岩がごろごろした中に設けられた、散策路を行く。
　すれ違う外国人観光客は、中国人が多いようだった。
　駐車場そばの観光センターから散策路先端の小屋まで、貨物ロープウェイがある。
　小屋まで生卵を運び、温泉玉子にして戻している様子。
　小屋に着くと、そばには白濁した温泉の源泉があった。
　係の人が、すぐ横をひょいひょいと歩いていたから、熱湯地獄ではなさそう。
　熱湯だったら、落ちたら大変である。
　別の見方をすると、ここでは温泉玉子は、黒くはなるが半熟にしかならないので、下の観光センターで再加熱するのだろう。
　ちゃんと説明文が用意されているので、食品偽装には当たらない。
　下で買っておいた温泉玉子（一つ当たり１００円）を食べる。
　一個食べると七年長生きとの事だが、薬事法違反に問われるので、説明文でも断言はしていない。
　源泉から流れ出た温泉は小川になっている。
　触ってみると熱くはなく、暖かかった。
　駐車場に戻ると芦ノ湖が夕日で金色に光っていた。
　別の角度には、いつの間にか白銀の富士山が浮かんでいる。
　空を見上げた雲の、そのさらに上といった所で、富士山は本当に高いのだなと思う。
　店長と男役氏の相談で、今度は芦ノ湖畔の箱根神社に向かう。
　県道７３５号・大涌谷湖尻線を行くと、さっきの渋滞区間は一瞬のうちに通り過ぎた。
　芦ノ湖北端に近い湖尻から、主要地方道７５号・湯河原箱根仙石原線で湖東を進む。
　芦ノ湖遊覧船のシルエットが見える。
　杉並木の間から金色に光る湖が見える。
　埼玉西武ライオンズ系の、駒ケ岳ロープウェイをくぐる。
「あそこに箱根神社の鳥居が見えた」
　丸美先生が言うと、
「あそこじゃ分からない」
　男役氏に言われてしまう。
　芦ノ湖南端に近い箱根神社でお参りをする。
　箱根神社（九頭龍神社）公式ホームページ
　http://hakonejinja.or.jp/
　箱根神社 お休処
　http://r.tabelog.com/kanagawa/A1410/A141001/14035166/
基督（キリスト）教の学校を出た人もいるけど、日本の神様は多神教だから、基督（キリスト）教の神様も含まれると考えれば構わないだろう。
　日本プロ野球にだって、千葉ロッテマリーンズのバレンタイン監督みたいな人がいたのだから。
　今回は登山計画ではなかったが、ここで長い階段が待ち受けていた。
　お参りをしてお札を買って、御神籤を引く。
　暗くなった。
　箱根新道を下ると、小田原の夜景が見えた。
　箱根登山鉄道・箱根登山線、風祭駅の駅ビルが、テーマ・パークの、
　鈴廣 かまぼこの里
　http://r.tabelog.com/kanagawa/A1410/A141001/14031520/
になっていて休憩。
　試食を楽しんだり、お土産を買ったりする。
　蒲鉾の試食は食べきれないほどだ。
　揚げ鯛（あげたい）という蒲鉾があり、店のおじさんが、
「あなたに、あげたい」
　と、冗談を言っていた。
　ここにも、旅の記念スタンプはなかった。
　小田原市街地に入り、市民文化会館近くの、
　菜の花 あ・ん工房
　http://r.tabelog.com/kanagawa/A1409/A140901/14014531/
　でもお土産を買う。
　月の兎という和菓子が名物で、
　ＦＭ小田原（７８．７ＭＨｚ）
　http://fm-odawara.com/?mode=pc
　でも良くＣＭを流している。
　お茶が釜茹でになっていて、ご馳走になる。
　西湘バイパスを行く。
　男役氏が、右に見える灯台が江ノ島で、ずっと右の灯台が三浦半島だと教えてくれる。
　平塚市の百合系酒場に戻る。
　今晩は、ハンバーグ、生姜焼き、春巻き、蒲鉾が出て来た。
　いつもの事ながら、この時間になってから現れる人がいる。
　昨年、平成24年12月２日（日）の大山の時に、携帯電話の電源を切って連絡を絶っていた人も現れた。
　今日、写した写真は、
　かながわ 県西地域 おでかけキャンペーン
　http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/0026/rule.html
　に応募したら良さそうという話をする。
　オレンジジュースを飲んで、梅酒も飲む。
　シスターラビッツ「一寸桃金太郎／汽車ポッポ鉄道どこまでも」（ポニーキャニオン）
　http://www.amazon.co.jp/%E4%B8%80%E5%AF%B8%E6%A1%83%E9%87%91%E5%A4%AA%E9%83%8E-%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%93%E3%83%83%E3%83%84/dp/B00005FS5A
　丸美先生は、「汽車ポッポ鉄道どこまでも」を歌う。
　梅酒が回って来た。
　平塚駅発23時18分の電車に乗る。