先週、再び絆診療所に行ってきました。
※絆診療所に関しては↓ 参照。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1908434143&owner_id=8078676
http://wwwcms.pref.fukushima.jp/download/1/yume2408_10-11.pdf
今回は仮設住宅に住まわれている方々との交流…ということです。
都会人の感覚で仮設住宅を見ちゃうんですが(まあそれでも狭いとは思う)
南相馬とかはやっぱり田舎なので。
一番狭い部屋が6畳とか8畳とかで、んでもって6LDKとか8LDKとかの家におじいちゃん・おばあちゃん
息子(娘)夫婦・孫たち…と3世代で住まわれていた…
そんな方が多いんです。
で、庭も広いし、郊外なんかでは隣の家との距離が50mくらい離れてる…なんて環境。
それが家族がバラバラ(若い世代は仕事がある地域に移住している)で、4.5畳2間+台所+ユニットバスみたいなところで… 隣との境はベニヤ板で。
それを考えると辛いなぁ。。。と思います。
仮設住宅もいろいろあって、中には外装が凝っててちょっとお洒落なのもあるのですが、今回伺ったところは「もろ、プレハブ」て感じ。
ただ、元小高地区の住民の方ということで、遠藤先生の患者さんが多く。
「みんなで、ばっと明るくなろう」という方向で。
作業療法士の岡本さんの講演&体操がメインということに。この岡本さんの話が凄まじく面白い。お下劣ネタも多いんだけど、いやらしさを感じない。おばちゃんたちも我々もゲラゲラ笑わさせていただきました。
被災者の方たちに伺うと「久しぶりにこんなに笑った」とのこと。
でも、皆さん明るい。
もう落ち込んでいるのがいやで、少しでも明るくなりたい…という欲求があるんですね。
もちろん、沈み込んだり落ち込んだりされてる方はいっぱいいます。
仮設住宅内の集会所のそういった催し物なんかに、一切参加しないでこもってる人もいます。
ただ、全員を一斉に明るくさせることは不可能なので。
そういった明るくなりたい人が、まず元気に明るくなって、で、自分たちの周りの人に伝播させていけばいい。
池に石を落とした時の波紋のように。
そして我々は池に落ちる石になればいい…
そんなことを感じさせられました。
続く
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