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2013年07月02日08:44

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旧街道と裏口ラーメン

 平成25年6月28日(金)。
 今日の丸美先生は月末の支払いで、郵便局、銀行を巡る。
 宝くじ売場を見ると、外れ券を入れているプラスチック・ケースがある。
「外れ券の収集も面白そうだな」
 何よりも、お金が掛からないのがいい。
 考えておく。
 日の長い季節である。
 丸美先生は、近くの旧街道の、昨日の続きを歩く事にする。
 その後、その旧街道については、インターネットで調べておいた。
 役所の観光案内の類はなく、好事家先生のページが役に立った。
 川を渡り、私鉄の駅近くに行き、昨日とは逆方向の、南に向かって歩く。
 車もすれ違えないような道を行く。
 左の広い駐車場の片隅にお稲荷様が2つ並び、フェンスで囲まれていた。
 2つなどと数えてはいけないね。
 1座とか1社とか、数えるらしい。
 豪農の敷地をつぶして、お稲荷様だけが残されたのか。
 お稲荷様の周りの樹木も残されている。
 場所が場所なので、畑を潰したらしい新興住宅地が多いが、武家屋敷のような門の屋敷もある。
 三叉路の中心に石仏があったりもする。
 その石仏の写真を写していると、その前の豪農には門かぶりの松があったので、それも写す。
 思えば、僅か数百メートル西の、川沿いの自転車専用道は良く歩くのである。
 こんな近くに、こんな歴史ある道があったとは知らなかった。
 昨日も書いたように、かつては、現在の新幹線や高速道路の役目を担った重要な道である。
 けれども、旧・東海道にしろ重要な役目を担った道は、世が移るにつれ、平行する新幹線や高速道路が通じて行くものだが、この道については時代が変わってしまい、平行する国道さえもない。
 政権交代は、大昔にもあったのだ。
 草に覆われた建物がある。
 農機具会社のようだった。
 道が鍵型に曲がると、その前の豪農にも、門かぶりの松があった。
 交通量の多い県道と交差する。
 角にはこの地の名を付けた、お蕎麦屋さんがあった。
 立ち食いだったが、近くなので、今度、食べに来よう。
 交差点から先は起伏の大きい土地で、高級住宅地の趣になる。
 左手に石でできた立派な鳥居がある。
 覗き込むと、石段のはるか上にお稲荷様があった。
 その右手の石垣の上に、紫陽花が咲く住宅があったので、一緒に写す。
 また、道が、鍵型に曲がる。
 車がすれ違えないような道なので、運転者どうしが喧嘩をしていた。
 どちらかが引き返さないと、どうにもならない。
 こんな道でも、馬が充分すれ違う幅として整備されていたのだから、当時は、現在の6車線道路ぐらいの印象だったのだろう。
 高級住宅地が終わり、左手に、紫陽花が咲くお寺があった。
 右手の民家に小さなお稲荷様があったが、赤い鳥居は、不似合いに大きかった。
 左手に神社があったものの、改築中だった。
 また、三叉路の中心に石仏があった。
 ここは少し広く、木もあって、小さな公園みたいである。
 農家交じりの住宅の中を行く。
 山を潰した新興住宅地の縁となり、右側には、蔵がある豪農が連なる。
 新興住宅地に挟まれるように、左の階段の上にお稲荷様があったが、階段があり、樹木が生える、幅数メートルの所だけが、昔の雰囲気を残していた。
 4車線もある街道と交差する。
 かつては細道だったが、時代につれて出世したのだ。
 新道から外れて昔の雰囲気を残す区間もある。
 インターネットで調べると、この街道の愛好者もいるようだ。
「何にでも愛好者がいるのだな」
 と、改めて思う。
 丸美先生も、一部区間だけ歩いた事がある。
 角にはお寺があり、女将さん、と呼ぶのかはしらないが、庭掃除をしていた。
 お辞儀をする。
 交差点から先も、農家交じりの住宅の中を行く。
 新興住宅地の中にもなる。
 歩いていて、初めて車がすれ違える道になる。
 といっても、だだの住宅街の中の道で、交通量もない。
 ラーメン店やファミリー・レストランがある。
 この道のためではなく、交差する県道のためである。
 ラーメン店がしょぼい店だったので食べたかったが、近くなので、また来る事にする。
 二度と来れない地を歩いている気持ちになっているけど、地図を見ると、通っていた小学校の、すぐそばのようである。
 役所の有線放送が、聞き慣れた音楽とともに地域情報を流していた。
 インターネット情報によると、旧街道は、ここで消滅しているらしい。
 紫陽花が咲く、かつては、どぶ川だったみたいな川の左側に沿って歩く。
 堤防は垂直だが、降りる所があるらしく、ちびっこが底で遊んでいる。
 川の向こうには団地がある。
 こちらは山になり緑が茂っているが、向こうには学校があり、運動場がある。
 やがて、どちらも人家がなくなる。
 整地はされたものの放ったままで、赤土に雑草が茂ったような殺風景な所にも出る。
 川が離れ、農家が現れたあたりからが旧街道らしい。
 狭い道だというのに、半分がガード・レールで区切られ、歩道になっている所に出る。
 歩道の部分は農業用水で、蓋がされている。
 農業用水の移動につれ、歩道は右に行ったり左に行ったりする。
 左には農家が並び、右には水田が広がる。
 この辺りは、一度、歩いた事がある。
 その頃は、まだ、農業用水の蓋はなかったと思った。
 休館時間のようだが、左手に郷土資料館があった。
 特に農家を流用した建物ではないようだ。
 右手には新興住宅が並んでいる。
 前に歩いた時は、水田だったと思った。
 右手に公営団地が広がる。
 旧街道は、団地の縁に沿った、道路脇の遊歩道となる。
 団地のお客さんを当てにしているらしい飲食店もあるが、近頃の住人層を反映して、アジア系の文字ばかりだ。
 今回の旅は、このぐらいに、しておこう。
 バス停横に、ショッピング・センターがあった。
 二昔前の団地の施設なので、長方形の一階建ての白い建物の中に、申し訳程度の店が並んでいるだけである。
 さほど遅い時間でないのに、シャッターが目立つ。
 入り口近くに酒屋さんと米屋さんが並んでいるが、壁に掛かった時計にピンと来た。
 プロ野球、横浜:DeNAベイスターズのマスコット、ホッシーの図柄だったのだ。
 この店は、酒屋さんと米屋さんにしか見えないが、実は、神奈川県ローカルのコンビニエンス・ストア、ベイスターズ・マートだったのだ。
 こんな形態の店があったとは。
 でも、これが本来のベイスターズ(ホエールズ)・マートの姿で、コンビニエンス・ストア型は、進化型なのかもしれない。
 シャッターの一つはラーメン店のようだが、ガム・テープが貼られ、入り口は表ですと筆記されていた。
 表に回ると建物に扉があり、白衣の社長がいた。
 聞くと、営業中との事だが、どう見ても裏口で、厨房の中を歩かされた。
 客席に行けば、何事もない居酒屋風だった。
 どうしてシャッター側を開けないのか分からない。
 ラーメンを注文する。
 お寿司屋さん風のカウンターや座敷席もある。
 壁には一面に、社長が釣ったらしい魚拓や、演歌歌手のポスターが貼られていた。
 この公営団地には、かつて知人が住んでいて、良く来ていた。
 私鉄の駅まで歩く。
 この駅を利用するのは、昨年(平成24年)、4月10日(火)の桜見物以来だと思った。
 改築以来初めて来た、駅前の大型スーパーで休憩する。
 電車で帰る。
 文化放送(1134kHz)・受信記録(20:35〜21:10))。プロ野球(ファイターズ対ライオンズ(札幌ドーム))。実況解説(土井元選手、ほか)。提供(西武鉄道。司法書司法人新宿事務所、ほか)。SINPO=44444。
 フェイス・ブックを開くと、知人が、プロ野球、ベイスターズ対ドラゴンズ(横浜スタジアム)の観戦に行っているらしい。
 ベイスターズは負けたものの、ドラゴンズの山井投手による、無安打無得点試合を生で見たようだ。
 ラジオ韓国(1170kHz)・受信記録(21:10〜22:00)。玄界灘(韓国には大熊猫がいない、ほか)。座談会(韓中問題)。SINPO=33333。
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