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2013年06月06日19:37

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新田次郎「山犬物語」

平成25年5月31日(金)。
 今日の丸美先生は月末で、銀行、郵便局を巡り、公共料金などの支払いをする。
 家にいると、何かの宗教の人がパンフレットを渡しに来た。
 今日も、新田次郎先生の短編小説「山犬物語」を読む。
 例によって、新田次郎先生の第34回(昭和30年下)直木賞受賞作品集「強力伝」(「凍傷」、「強力伝」、「山犬物語」)に収められており、3編組み合わせの同じ直木賞受賞作品なので、これを機会に読む。
 新田次郎「強力伝」(新潮文庫)
http://www.amazon.co.jp/%E6%9C%AC/dp/4101122024 )
「山犬物語」は、現在、絶滅に至ってしまった日本狼と、人間との戦いを描く。
 現在は博物館の剥製しか残されていないという結末部分だけを見ると、日本狼を絶滅に至らせてしまった日本人が愚かにも思える。
 けれども、最初から順を追って読むと、絶滅に追いやらないと、反対に、人間の方が絶滅に追いやられる、そんな対決の様子が分かる。
 現在、復活を目指している鴇(とき)だって、水田の米を食べてしまう「害鳥」の時代があったのだ。
 退治しない事には人間が食べる米がなくなり、人間の方が死んでしまう時代なんて、僅か数十年前の出来事だったのだ。
 文化放送(1134kHz)・受信記録(19:30〜21:15))。プロ野球(ライオンズ対スワローズ(西武球場))。実況解説(東尾元監督、ほか)。提供(近藤建設、ほか)。SINPO=44444。
 ラジオ韓国(1170kHz)・受信記録(21:15〜22:00)。座談会(北朝鮮問題、ほか)。SINPO=33333。
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