mixiユーザー(id:3170137)

2013年02月27日21:57

113 view

ドバイ経由トルコの旅5

→続き
11/26(月)

早朝、パムッカレに到着。
朝食が取れる食堂まで案内され、そこに集まった俺のほか数人の旅行者。
俺と台湾人の男性と韓国人の女性3人で一緒に朝食を食べ、仲良くなった。
俺も含めてみな、大してうまくない英語に加えて相手の2か国の言葉が少しだけ話せるので、親近感が沸くのがイイ。
例えば俺が『地球の歩き方』を見せると、漢字の欄を台湾人の黄くんが訳し、ひらがなの部分を韓国女子3名が訳して、協力して解読するゲームが始まる。そして出てくる話題はやっぱり日本のアニメ(笑)。ルフィーのキーホルダーつけたりもしてます。

とりあえず驚いたのは韓国女子3名は全員が韓国料理の定番(?)「辛ラーメン」を頼んでいたこと。ほんと辛いもの好きだよなぁ。

フォト
↑皆で記念撮影し、パムッカレを一緒に観光することにした。

フォト
↑向こうに見える白い石灰棚のエリアまで5人で進んでいきます。
途中から裸足で歩かねばならなくなり、痛いし冷たい(パムッカレの石灰棚は温泉が流れて白くなっているが、源泉から離れた入口近辺は冷たくなった温泉が水たまり状態)。

フォト
↑ようやく湯気の出る温かい源泉の流れる場所まで来ました。

源泉を見つけたら温泉マニアとしては分析(?)しておかねば、ということでpHチェック!
フォト
アルカリ性か。確かに石灰水はアルカリ性やもんね。
あれ?みんなに「日本人って観光地でpH測定とか変わってるなぁ」とか思われたかな(笑)?すみません、変わってるのは日本人でなくて俺です(笑)

パムッカレは石灰棚だけではなく、結構本格的な遺跡も見学できるので、みんなでのんびり散歩。
フォト
フォト

観光客が少ない棚田が美しい場所も忘れず訪問。
フォト
美しいね。この景色が見たかったんだよなぁ。

博物館は月曜日は休みだから、これで観光は一通り終わりなんだけど・・・温泉ファンとしてはやはり温泉に入らないとね!
棚田は現在、ほぼ進入禁止になっていて入れない代わりに、本物の遺跡の上に造られた立派な入浴施設がちゃんとあります。
フォト

ただし、入場料が高いうえ、源泉温度が低い(歩き方によれば35℃程度)ので、冬場に入浴する客はほとんどいないとか。
覗いてみると広い露店風呂があるが、みな、眺めるだけで誰一人入っていない。
フォト
↑池のような露天風呂

・・・・。
ここは温泉ファンの俺が入るしかないっしょ。温泉王国日本をなめてもらっちゃ困るぜ!

寒い中、水着に着替え、池の中へ。
35℃とは思えないほど温かい。37℃程度に感じる。底は遺跡だから歩きづらいけど、案外気持ちいい。
フォト
本物の遺跡に腰かけて温泉を一人楽しむ俺。(一緒にいた台湾人・韓国人のメンバーは入場料が高いから入らないってさ(笑))

ふと、後ろを見れば、観光客たちが集まって広い池の中で一人入浴する俺は注目の的(笑)
フォト
欧米人のおっさん「へーい、写真撮るからポーズ頼むぜ!」
うわぁ、恥ずい〜!動物園の動物だわこりゃ。

いやいや、そんなことよりせっかく入ってるんだからお湯の分析をしないと。
あまり香りや色に特徴はないが、じっとしていると肌に気泡が付着する。
フォト
サイダーのような炭酸泉の浴感とは違うので、おそらく空気や少量の二酸化炭素が肌につくのだろう。だからなんだと思うかもしれないが、温泉ファンという人種は体に泡がつくかけ流し温泉が大好きなのだ。

フォト
ちゃんと分析表もある。
泉質は、この分析表を解読すれば、カルシウム・マグネシウム−炭酸水素塩・硫酸塩泉といったところかな。イオンを細かく計算すれば正確に出せるはずだけど、面倒だし文系の俺がやっても間違うかもしれんからやめとく。pHが6.67というのは不思議だね。場所は違うけどさっき測ったら8.0ぐらいだったから。

外で待っていた台湾人の黄くんと合流し、ぼったくりタクシードライバーを、「じゃあ乗らない」って帰るふりをして言い値の半額にして10TL(≒480円)で町へ戻り昼食。

地球の歩き方を持ってれば15%引きになるレストランがやってなかったのでどうしようかと思っていたところ、別のレストランの店員が声をかけてきた。

店員「そっちの店は休みだよ、うちへ来なよ!!」
俺「うーん、こっちのお店だったら、このガイドブックで15%引きだったんだよなぁ」
店員「OK、うちの店も15%引きにするから来なよ!」
俺「んじゃ行く♪」
黄くん「タクシーの時も今回も、値引かせるの上手やな(笑)。カッパドキアの気球も俺のより数千円安く乗ってるし!!」
俺「カッパドキアで買ったこのランプのお土産も、4500円→1200円やで♪値段交渉は旅の楽しみの一つ!」

黄(フアン)君は俺よりも少し年下で、旅慣れていない感じもするんだけど、実は職業は警察官で、これまで一番良かった国に「オマーン」を挙げるというマニアックぶり(笑)
フォト
フォト
料理は見た目以上に旨かったよ♪
黄くんは北海道の知床が大好きらしい。台湾とかシンガポールとか、暑い国に住む人って、北海道に憧れる人が結構多い。
俺も網走までは行ったんだけど知床は未訪。でも北海道東部は雄大な景色や旨い魚介類が魅力的で俺も大好き!

次の目的地へ行くバスを待つ黄くんと分かれ、夕方の飛行機まで時間のある俺はカラハユット村という近くの温泉の村へ行くことにした。
フォト
こういう村の市場は見てるだけで楽しい。

さて、カラハユットにも温泉が沸くということで、一か所入浴してみることに。
こちらは「クルムズ・ス」という貸切風呂に入れる施設。
料金もさっきのパムッカレ温泉の半額15TL(≒720円)だ。
フォト
注がれるお湯は40℃程度と最適な温度で、透明度70cmぐらいに薄く緑がかった濁りがある。香りはほとんどないが、長湯温泉などで見られる炭酸水素塩泉に似た印象だ。
pH6.5で、パムッカレ温泉の分析表と同じぐらいだ。
フォト
そして下の浴槽はなんと泥湯となっていて驚いた。
フォト
この炭酸水素塩泉が急に泥湯に変わるわけはなく、どこからか泥を持ってきてるんだな。鹿児島県のさくらさくら温泉と同じやり方だけど、なんか騙してるみたいであまり好きじゃない。・・・と言いつつ、貸切で誰も見てないのをいいことに泥遊びする俺だが・・・(笑)

パムッカレの町に戻り、一緒に周ったみんなはそれぞれ別の方向へとバスに乗って旅立ち。パムッカレはだだっ広くて歩く距離も長いし、ずっと一人だと退屈しそうだったから一緒に周れてよかった。帰国後にメールも届きました♪

空路、イスタンブールへ。
最終日はもう一度イスタンブールの町を歩き回る。
そして、やはり最後に来ましたトラブルが(笑)

(イスタンブール泊)

→続く
0 6

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2013年02月>
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
2425262728  

最近の日記