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2013年02月08日00:33

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ドバイ経由トルコの旅3

→11/23続き

アタトュルク空港からは地下鉄とトラムを乗り継ぎ市街地へ出る。4TL(≒96円)で約1時間。
まずは地下鉄に乗り込む。しばらくすると急ブレーキ&急停車。そして車内の電源が落ちて真っ暗になる。

数分後動き出すものの、またすぐ急停止して停電に。
何度もそれを繰り返し、他の乗客達もみな「どうなってるんだ?」という状態だ。
おいおい、これって途上国でよくあるパターンじゃないか??大丈夫かなぁ。

ようやく次の駅のホームに到着する。この車両壊れてんじゃないか?と思ったが、周りに何の動きもないので、ホームに停まった列車の車内で待っていると・・・
車掌「△※%$◇#!(トルコ語)」
車掌が何かを言うととたんに乗客が全員我先にとホームへ降りる。
なんだ?爆発でもするのか!?
もちろん俺もみんなに続いて降りる。
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↑急に列車から降りて寒いホームで呆然と立つ乗客たち。ホームには故障中(?)の列車が停まっている。
何とか英語できる人を捕まえ、次に来た列車で市街地まで行けたが、滞在中、イスタンブールの地下鉄・トラムは急に運行を停めたりすることも何度もあって迷惑だった。

ホテルはブルーモスクの真ん前という最高の立地。日本でいうと東京駅駅前って感じ。
定価75ユーロのホテルを35ユーロ程度で予約した。
立地と価格を優先したから当然ながら酷い設備。そんなのは予想内だ・・・。
いや、予想してたより酷いな、これ。
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部屋にトイレ・浴室はなく、共同トイレ・浴室に行ったら、トイレとシャワーが完全に一緒になってる。
こりゃシャワー浴びたらトイレの床も便座もびしょびしょだよ・・・。
定価8000円だし、トルコは先進国に近い国だから大丈夫だと思ったんだけど・・・まぁ温かいお湯が出るし、トイレットペーパーもあるし、インドあたりの安宿よりはよっぽどいいけど。

ホテルの目の前に有名だというキョフテ店があるので晩御飯にしよう。
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キョフテはトルコ風ハンバーグといった感じ。味付けは最小限のスパイスのみで、ジューシーな肉の旨みも感じ、それなりに美味しい。イスラム圏の変な味付けがされてなくてありがたい。これ一皿でちょうど600円程度。

(イスタンブール泊)

11/24(土)
今日はイスタンブールの主要な見どころを周り、カッパドキアへ移動。イスタンブールは最終日にもう一回時間をとって回るつもりだ。
朝、起きて外に出てすぐ目に映ったのがこの看板。
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これ何の広告なの?怖いんだけど(笑)。公共広告機構的ななにか?

朝食は近くのロカンタ(食堂)へ。トルコ人の朝ごはんの定番、チキンスープ。
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あっさりして美味しい!!これにパンとミネラルウォーターで2TL(≒96円)

さて、イスタンブールは、昔はビザンティウムやコンスタンティノープルと呼ばれ、2千年以上の間、世界の中でも欧州とアジアの境界として重要な役割を果たしてきた。
アジアと欧州を分けるその海峡こそ有名なボスポラス海峡で、この海峡の両側にイスタンブールの町はある。
今は欧州側にいるわけだが・・・渡るっきゃないでしょ。特に向こう岸に用はないけど。
というわけでトラムに乗って海峡を渡る船の乗り場へ。建物と狭い道で制限されていた視界がぱっと開ける。
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うわぁー、すごい。この瞬間が、この旅で一番感動した瞬間だったかも。
対岸の傾斜のある町並みに朝日が当たり、光り輝いている。
(この美しい対岸は欧州側の旧市街で、アジア側は写真ではもっと右のほう)
にしても釣り人多いな(笑)

明け方の気温は7℃ぐらい。冷えた体を船内でチャイ(トルコ紅茶)を飲んで温める。
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トルコ人が毎日5〜10杯飲むというチャイは、ちょっと薬湯のような味が混じっているがすごく飲みやすくて美味しい。お土産にも評判は上々。

対岸のアジア側の町はカドゥキョイという地区で市場とかを散歩した。
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トルコって野良犬と野良猫多いんだよね。大人しくて懐いてるから安心。

欧州側に戻り、イスタンブールの主要な3つの観光スポットを今日中に回りたい。
まずはトプカプ宮殿。
高い入場料払ったけど、一番美しいといわれるエリアが工事中だったのもあって、その歴史的価値もあまり知らない俺には退屈な場所だった。
でもボスポラス海峡を見渡せる場所があったので記念撮影。
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昼食はやはりロカンタ(食堂)へ。
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「これがいい!」って感じで指差して頼めるから楽だよね。
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うまい〜!!
ちなみにガイドブックにはロカンタは安い安いと書いてるけど、別に安くはないので注意。この二品で860円。安くも高くもなく、妥当な値段設定だと思います。

続いて地下宮殿へ。
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足元にはなぜか気持ち悪いほど魚が泳いでいて、フラッシュ取るまでわからないのでギョッとします。
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一番奥には2体のメドウサの首が、ひとつは横向け、もうひとつは逆さまで柱に使われてます。謎です。
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イスタンブールで一番人気なのはアヤソフィア。この赤いモスクみたいな建物ね。
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入場には200mぐらいの長い列ができてる・・・どれぐらいかかるんかなぁ、と思っていると、

怪しいおじさん「ここにチケットがあるよ。25ユーロで売ってあげよう。列に並ばずに入れるよ。この列を待つと3時間はかかるよ。」

入場料は25TL(トルコリラ)≒1200円だから、25ユーロなら2倍以上の値段だ。それでも3時間も待たなくてすむなら買いたいけど・・・いや、ただの紙切れかもしれない。買うのはよそう。

素直に列に並んで待っていると、だいたい15分ぐらいで切符売り場にたどり着いた(笑)
入場制限をしてるのかと思いきや、単に切符売る手際が悪いだけやった。
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見ごたえのある内装でした。イスタンブールに来たらここはぜひとも訪れてほしい。

屋台で焼き栗を買って食べる。
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するとまた別のおっさんが声をかけてくる。
どうせ何らかの手段で金を巻き上げようとするのは分かっているが、適当に世間話は楽しむ。

おっさん「じゃあ仲良くなったところで俺の友人がやってるバーに行こうか」
俺「いや、いいや。向こうに立つあのブルーモスクを見学にいくよ」
おっさん「え?ああ、ブルーモスクはやめたほうがいいよ」
俺「なんで?」
おっさん「なんでって・・・あ、そうだ、今日は土曜日だもん。混んでるよ。ああいう場所は空いてるときに入ると感動するもんだぜ」
俺「確かに人が多いのは嫌だよね」
おっさん「だろ?だからあっちのバーに、そのあと親戚がやってる宝石店に・・・」
俺「まぁブルーモスク行ってみて混んでたらまた今度行くことにするわ。」
おっさん「はぁ・・・じゃあ案内してやろう。」

ついて来るのかぁ。めんどいなぁ。
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俺の中ではイスタンブールといえばブルーモスク。ミナレット(塔みたいなやつ)が6本もあるでしょ?ミナレットが多いほど等級の高いモスクらしいんだけど、6本ってのは世界で最高レベルなわけだ。

おっさん「ほら、混んでるよ。今度にしたほうがいい」
俺「いや、いま入るよ。そんな混んでないし。」
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↑ブルーモスク内部
モスクの外に出るとまだおっさんがいる。意外としつこい。

おっさん「さあ、もう満足だろ?」
俺「さっきも言ったけど夕方の便でカッパドキアに行くんだ。気になるロカンタ(食堂)があるからそこで飯は食いたいんだ(さっき飯は食ったけど)」

おっさんは俺がロカンタに入るのを見るとあきらめて帰っていった。
せっかくだから2度目の昼食といくか。
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やっぱ美味しい。この2品でさっきと同じく860円。安いとは思わないけどなぁ。

空港の喫茶店でトルココーヒーを飲む。
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一見普通に見えるが、意外とこれはとんでもない飲み物で、飲めるのは上澄みの部分だけ。底というか真ん中より下は粉が積もっているんだけど、そんなこと知らない俺は空港でむせるのであった・・・。
旅行中、パムッカレで仲良くなった台湾人も、このコーヒーでむせたそうだ(笑)

トルコ航空にてカッパドキアへ。

→続く
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