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2013年01月21日21:10

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まるで歌うかの如く

浜崎あゆみ、意味深ツイート「強がりなんかじゃない」
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=137&from=diary&id=2295309


浜崎あゆみの歌の奇妙な空疎さ、
「最大公約数」的な誰にも当て嵌まり、
想像力も必要ない「共感と感動」を
パッケージングした、美しいブランド名を
刻印した空箱のような
作品群は、実は大変に興味深い。

スナックで「ハイパーメガミックス」
とやら云う曲をメドレーで繋ぎ、
ビートを強調した、飲み屋アガリの
娘さんたち御用達、というような
一言で云うと「頭の悪い」代物が
カラオケで流れ、聞くともなしに
聞いた事がある。

画面を見ず、ただただ歌詞を酒を
舐めながら追って行ったのだか。

曲の切れ目が分からなかった。

「一曲」にしか聞こえなかったのだ。

「傷付いた日もあったり」
「孤独を抱えていたり」

しながらも

「仲間に支えられたり」
「明日を信じたり」
「大切な事を見失わないように」

只管、延々と奇妙で虚ろな同一性を
持って、その「ミックス」とやらは
纏められていた。

成る程、このような虚ろな「穴」に
現代の若い娘さんたちは、自身の
「虚ろ」を投げ込んでいるのか、と。

厭な笑いが自分の顔に
浮かぶのが分かった。

で、そのような「虚無」を歌う
歌姫様なのだから。

「意味深」とやらのメッセージも
やはり虚ろなモノなのも仕方ない。

彼女は、生きて歌う華やかな「虚無」
なのだから。

まるで歌うかの如く、「虚ろ」であり
続けているだけだ。



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