もし、石原首相が誕生したら・・

多分、対中関係は、いよいよ崩壊するやろなぁ・・。私だって、近年の動静を見て中国と言う国には、腹に据えかねることは多々あるけど、だからと言って、感情的に喧嘩してソッポを向きあって、国として得することは、ほとんどないと思う。ましてや、あからさまに中国を嫌っる人が日本のトップに立ったら、仲よくなりようがない。この点だけでも怖いことだ。

■橋下氏「石原総理見たい…その下で僕が暴れる」
(読売新聞 - 11月20日 09:23)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=20&from=diary&id=2228668

それで、暴走老人の下で、暴走市長がどんなポストで暴れたいと言うのか。防衛大臣になって核武装論でも唱えるのか、総務大臣になって、全国の都道府県を解体させるのか(^_^;

参議院をなくすと言っていた人が、現在の法律で禁じられている市長との兼任が認められるなら立候補したいって、何を考えて公言しているのか。だったら、さっさと市長職をほっぽり出して、今回の選挙に立候補すればいい。その方が、よほど筋が通るし、維新の会の議席も増えるだろう。それとも、サプライズで選挙直前に立候補するつもりなのかな？そうなったら、市役所はグチャグチャになっちゃうよ。

市長になって、大阪市を変えてください！と願って橋下さんを応援した人たちは、任期の半分も終わらないうちに市長をやめる、あるいは、法律にない、国会議員との兼任を望んでいるような言動を、どう思っているのだろうか。

たとえ、法律で禁じられていなかったとしても、政令指定都市の市長と国会議員を兼任できると考えていうような人は、両方の仕事をなめているとしか思えない。都庁に週に１回ぐらいしか出ていないかったらしい元知事と、職員には政治活動を厳しく禁じておいて、自分だけは平日昼間に堂々と国政活動をやっている現市長だから、そんな考えは及ばないのだろうが(^_^;

石原さんと橋下さんの「実行力」は認める。でも、実行力だけがあればいいものではない。すごく速く走れる高性能車でも、ブレーキがなければ危険で使い物にならない。この人たちが組んだら、反対論なんてブルドーザーのごとく押しのけて、気が付いたら崖下に落ちてた、なんてことになりかねないから怖いのだ。だからこそ、有権者の慎重な判断が、ブレーキ役になることを願わずにはいられない。