ちょいと古めのオーヂオを使い維持するためには
それなりの手間がかかります。
スピーカの場合、
電磁石のセンターダンパーなどですと
埃の除去やギャップ間隔の調整が比較容易となりますが
それでもあまり頻回に分解したくありません。
永久磁石となれば極力分解は避けたくなります。
整備のつもりで誤っていじり壊したのでは本末転倒です。
そこで、布でスピーカを覆ってしまうことで
埃や塵によるトラブルを低減させる対応策をとります。
かつての劇場用スピーカでは良く使われた手法のようで、
この防塵袋をしてスピーカのパンツと呼ぶのだそうです。
さてパンツづくりですが
かつて、Klangfilmのスピーカユニットが履いていたパンツを脱がし
ユザワヤへ持ち込んで同じ素材を求めたところ
麻だということで購入した布がまだ残っていたので
これを利用します。
造り方に特に工夫を要しません。
スピーカ端子の周りはボタンホールの要領で縫ってから穴をあけます。
独逸のスピーカではベージュ色が多いようです。
英サウンドセールスのパンツは黒色で絹のような艶が混ざっておりました。
まぁ、オーナーのお好みに応じて
御色や素材を吟味すればよいかと存じます。
どうしてもと云うのならフリルを付けてもよいでしょう。
いずれにせよ、これで埃対策は一安心と思います。
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