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2012年08月14日15:31

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ツッコムところが、同じなんだな・・・。

BBC版の、『SHARLOCK』には、ジョンのブログやら、シャーロック君のHPと言うのがあります。本当にいるワケねえんだから、制作スタッフが書いてるのでしょうけれど。コレがスゲエ面白いのです。英語なんで、ちょこちょこ読んでるんですケドね。スラスラは読めねえんだな。悲しいコトに。

そう言えば、昔、友人が本場(英国な)の『スラッシュコメディ(日本風に言えば、ヤヲイだ)』を持って来てくれて、それが、『オセロ』(シェークスピア)と、『ホームズ』だったんだが、どちらも、1頁読むのに10分くらいかかって、どっちも最後まで読めなかったんだよな・・・。しかも、最終的に、辞書を引くのがめんどくさくなった私は、自分翻訳を開始。その結果、「おじいさんが、頭の上に、魚を乗せて、跳ねてますよ。」などと言う、謎の訳文が出来上がり(100%誤訳)、何か、別の意味で大爆笑だった・・って言う。
何事も、面倒臭がってはいけないって言うね・・・。
宗教が、英国国教会のくせに、日本にヤヲイと言う言葉が出来る前から、スラッシュコメディの伝統がある、不思議な国ですね、英国って。コメディの国でもあるからかな。階級社会で、ギッチギチだと、逆に権威を笑う為、コメディが発達するんですケドね。日本なら、“歌川国芳”ってところか。・・・と、英国でコメディなら、ここで、お笑い大好きの私は『モンティ・パイソン』を思い出すのだが。私と同年代の方は、モンティ・パイソンになじみ深いはず。何故なら、日本でも『空飛ぶモンティ・パイソン』ってタイトルで、TV放映してたから(確か、テレ東。昔は、東京12チャンネル)。当時私は、モンティ・パイソンと、『世界の料理ショー』(マシンガントークしながら、料理を作る海外の番組)が、大層楽しみでした。シャーロックを見ていて、物凄く、モンティ・パイソンを見返したくなるんですが、ゲイネタがんがんぶっこんで来るところとか、そう言う部分で、共通項があって、リンクするのかも知れない。未だに「♪わ〜れは、きこりだ、頑張りや〜、良く働いて、良く眠る〜」を唄う私です。(モンティ・パイソンのネタ。歌が進むにつれ、スゲエ、ホモネタになる・笑) 因みに。この日本語の歌詞は、劇団健康ヴァージョンなんだケド。ケラ氏が、モンティ・パイソン大好きで、パイソンのネタのみをやった“スマナイ”ってタイトルの舞台があるのだ。どうしてもやりたいので、「勝手にやって、すまない」ってコトで、「スマナイ」なんだって(笑)。ケラ氏曰く「最初から、謝っちゃえ」って言う(笑)。

話を戻します。
で、ジョンのブログが面白いんですが。そこには、事件簿もあって、ドラマの中に、タイトルだけ出て来る事件もあるのですが(原作も、そうですよね。)。で、その、タイトルだけ出て来た事件のリポートがあるのです。
で、それに『The Speckled Blonde』(まだらの金髪)ってのがあるんですが。タイトルは、原作の『まだらの紐』のもじりだケド。
コレ、内容は、殆ど、『まだらの紐』です。ただ、蛇を飼ってるのは、ロイロット博士じゃなくて、ヘレンの婚約者のパーシーさんだケド。

読んで何が可笑しかったかって、こう言う言い方しちゃいけないのかも知れないが、ツッコミどころが、こっちで薄い本作ってる方たちと全く同じところを、同じようにツッコンでるのだ。

Sherlock, then, had an idea. He decided to relive Julia's last night. He wanted to spend a night in her bedroom and he wanted me to join him.
(シャーロックには、あるアイデアがあった。彼は、ジュリアの昨夜の出来事を追体験することに決めた。彼は彼女の寝室で夜を過ごすことにした。でね。彼は、僕と一緒に泊まって欲しかったみたい。)

で、この後のジョンのセルフツッコミ。

Yes. You can all stop sniggering. I was going to sleep on the floor.
(はいはい。そこのアナタ、くすくす笑わないでね。僕は床の上で眠ったんだよ。)

コレ、同じ!薄い本作家とツッコムところも、ツッコム内容も同じ!(大爆笑)

原作だと、ホームズ先生は、ヘレンに「こういう行動をとってね」って言う指示を出す場面で言うんですケドね。「今晩一晩、僕は、ワトスン君と一緒に、アナタの部屋で過ごさねばなりません。」って言うんだが。確かに、ここだけ取り出したら、変な台詞だよな(^_^;)。私ゃ、薄い本作家さんがツッコムまで、全然、普通〜に読んでいたケド。
コイツ何、突然言い出すんだ?だよな。
よもや、このブログ作ってる人が、薄い本を読んでいた・・とは思えないので、このシーン、万国共通で「変だよ!」なんだろうね。
このブログ作ってる人も、「このシーン(てか、ホームズ先生の台詞)変だよなぁ〜」って思いながら、書いていたんだろう。ジョンが、ちゃんとセルフツッコミしてるのも可笑しい。原作はしないので(当たり前だ!)。

あと、ずっと、ジョンが、シャーロック君の彼氏だと思われるのは、シャーロックのせいだと思ったんですが、ジョンも悪いは。

And the madman himself? He's fascinating.
(で、彼は、狂人なんだろうか?魅惑的ではあるケド)とか、書くから、いけねえんじゃねえかな?と思う。半分は、ジョンのせいだよ、コレ。シャーロック、ごめん。全面的にオマエのせいだと思ってた。

『この男と住むは』ってブログに書いたら、マレーさん(てか、この世界にも、マレー君いるんだね!原作では、銃弾食らったワトスン君を助けた伝令兵です。ここでも、そんな感じなんでしょうかね?)に、『Mate, have you gone gay?』(オマエ、ゲイになっちゃったの?)って訊かれるワトスン君。つくづく現代やな(笑)。
で、『I'm not gay. He might be. I don't know. It doesn't matter.』(僕はゲイじゃないよ。彼はそうかも知れないケド。僕は知らない。それは、重要じゃないしね。)って言ってるジョンが、ちょっと恰好良い。そして、シャーロック、ちょっとゲイだと思われてるぞ!(爆笑)あれだな。ビッチビチのブランド服着てキメキメでいるから、そう思われたんだろうな。その実、ゲイより、よっぽどやっかいなソシオパスだったワケだがな・・・・。

そんな私が、どうしてもツッコミたい、原作のホームズ先生の行動(&ワトスン君の書き方)

『とうとう、ちょうど汽車が郊外の駅から出るとたんに、とつぜんの衝動によって、彼はプラットホームへとびおり、私をも引きずりおろしたのだった。(修道院屋敷)』

怖いは!怖いは、ホームズ!
電車乗ってたら、突然、ホームズ先生飛び降りて、ワトスン君を引きずり下ろしたんだよ?吃驚だよ・・・。ワトスン君が、そんなに驚いてないのは、もう、奇行慣れをしてしまったんだろうか?

突然の衝動ってアンタ・・・。

この後、「ワイン!ワイン!」言いながら、屋敷まで戻って行ったんだろうねぇ、ホームズ先生。
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