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2012年06月16日02:04

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神戸尊の事件簿.1 『季節外れのリコリス』 あとがき&おまけ

あとがき

Season10から文章でも絵でも右京さんを描けなくなってからしばらく経って、本編内で神戸君と右京さんが完全に入れ替わっている事に気づきまして。
神戸君がいなくなるショックもありましたが、そもそも真面目にミステリーを書いていましたから、Season10本編の世界観が崩壊している事がたまらなく嫌で、これは立場を逆転してみたらどうだろう?と始めたのが、この『神戸尊の事件簿』でした。

そもそも彼は、意識的に右京さんに似せて設定されたキャラですから、右京さんがいなくても世界観は壊れない。と、言う確信はありました。
むしろ、孤高の天才(でも神戸君を描いていると実はそうでもない)の物語から、秀才に見せた天才の今までにない物語になる。(実はルックスは例外としてもww神戸君は右京さんよりも能力も微妙に高く設定されている)
と、まあ、右京さんを強制的に去らせ、世界観が完全に崩壊する後半より前に世界を設定する。と言うかなり邪道な方法で物語は始まったのですが。

Season10の『ラストソング』や『すみれ色の研究』『ピエロ』がそうですが、実は神戸君が推理を担当しているのに、自分では気づいていないんですよね。
『季節外れのリコリス』でも、右京さんの真似をして、頓珍漢な事になっている部分が実は結構大変でしてww本編の苦労がよく分かりました。
でもしかし右京さん化した神戸君、想像以上に恐いです。強いし策士で頭脳派でしかもイケメンって・・・f(^_^;)
本編でも敵に回したくないキャラに描かれていますけどねwwこの恐い部分をいかに恐くなく描くかが今後の課題かな?と・・・。

まあ、結論としては私の場合理系のせいもありますが、正直“発想の原点が何処にあるのか不明”の右京さんを描くよりも、論理を組み立てる神戸君の方が遥かに描きやすいですね☆☆
ちなみに『咲』の正体はどこかで出したいな。と、思っています。

そんな訳でおまけ。
ラストカットの文字なしバージョンです。

フォト


                       攻殻機動隊 『I do』


http://www.youtube.com/watch?v=BgJByRITxsk&

歌詞訳:
幻想の中で動かしえない力を信じていた。
気力は萎え
今感じる事が出来るのはかわりゆく出来事
感情が遠い記憶を呼び起こす
今はもう疲れきった体の中
涙で消えた炎のように動きを止めた希望を心の中にみつけた
両手に一掬いの水を汲んでいこう
砂漠に少しばかりの草が残るだろう

i do. i do.

深みからもがき抜け出す
力の限り高く上る

i do. i do.

未来を見つめ微笑む
もうこれ以上無を恐れる事無しに


ある瞬間新しい渇望が沸く
目の前に獲得と喪失のシナリオが開かれるにもかかわらず
沈黙の中に置き去りにしてきた歳月の移ろい
呼吸しながら循環運動に気づきそして
止まった瞬間
新しい限界を求める為に
忘れられない痕跡を拾い集めながら
自分を遠くに推し進める

i do. i do.

沈んで凍りついた瞳に向かって泣き叫ぶ
いつでも今以上であるために

i do. i do.

動じない世界のはるか向こうに
もうこれ以上無を恐れる事なしに

i do. i do.

深みからもがき抜け出す そして
今までにないほど高く上ろう

i do. i do.

未来を見つめ微笑む
新しい自分とともに
陽が昇るころまでに

i do.

i do.

             *****

そんな訳で、次回『神戸尊の事件簿.2』もお楽しみに♪

『神戸尊の事件簿』.1 まとめURL日記
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『神戸尊の事件簿』シリーズURL保管庫
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