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2012年04月21日07:20

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小田原の桜はまだ盛りだった

平成24年4月18日(水)
 今日の丸美先生は、神奈川県小田原市への旅である。
 例によって通院である。
 電車に乗り、乗り換え駅で乗り換える。
 今日も混んでいて、車端部分の3人掛けの席を独り占めできない。
 席を探していると、同じ携帯端末を持っている人がいた。
 途中駅で特急列車に抜かされる。
 トンネルをくぐり、電車は山岳地帯に入る。
 蛇行した川を渡る。
 JR東海のローカル線と交差する駅を過ぎ、鉄橋を渡る。
 曇っていて、明神ケ岳は見えるが富士山は見えない。
 新幹線駅に到着。
http://r.tabelog.com/kanagawa/A1409/A140901/14029589/ )
 今回も、夢枕獏先生の小説にも登場するお蕎麦屋さんは我慢する。
 今回もバスには乗らずに歩いてみる事にする。
 郵便局の向かいのしだれ桜は、すっかり葉っぱで柳の木みたいだった。
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%AD%E3%83%A9%E3%82%AD%E3%83%A9%E6%98%9F%E3%81%AE%E3%82%B8%E3%83%83%E3%82%BF-1980%E5%B9%B4-%E9%9B%86%E8%8B%B1%E7%A4%BE%E6%96%87%E5%BA%AB%E2%80%95%E3%82%B3%E3%83%90%E3%83%AB%E3%83%88%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA-%E5%A4%A2%E6%9E%95-%E7%8D%8F/dp/B000J803FA/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1333960313&sr=1-1 )
 山を切り開いた住宅地の中の急坂を上る。
 たまたまであるが、小田原市が指定している「白秋の小路」でもある。
 今回もお寺に立ち寄る。
 下の法授寺も上の本誓寺も、桜はすっかりくすんでいる。
 道を左に曲がる。
 いつもの通り竹林があり、左手眼下には蜜柑畑がある。
 いつもの通り相模湾が見えるが、あまり青くない。
http://www.youtube.com/watch?v=_Oa5I77-Sc8 )
 やがて右手に大学の敷地が広がり、その中の、桜並木の遊歩道を歩く。
 右手に明神ケ岳が見える。
 毒だみのような白い花や、蒲公英(たんぽぽ)が咲いている。
 向こうにリゾート・ホテルのような建物が見え、段々畑の中の医院に到着する。
 農家の人が、模擬店で蜜柑を売っていた。
 通院の人の中には芸能人やお金持ちもいるので、良く売れるのであろう。
 医院の前にしだれ桜が咲いていた。
 標高が高い分だけ咲くのが遅いのか。
 正しく見頃で、相模湾を背景にしたり蜜柑畑を背景にしたりして写す。
 受付を済ませ、視力検査と診察を受ける。
 今回は、治療もしてくれた若手男性医師だった。
http://www.amazon.co.jp/%E3%81%8B%E3%82%89%E3%81%9F%E3%81%A1%E3%81%AE%E8%8A%B1%E2%80%95%E5%8C%97%E5%8E%9F%E7%99%BD%E7%A7%8B%E7%AB%A5%E8%AC%A1%E9%9B%86-%E6%96%B0%E6%BD%AE%E6%96%87%E5%BA%AB-%E5%8C%97%E5%8E%9F-%E7%99%BD%E7%A7%8B/dp/4101500215 )
 帰り道も、蜜柑畑の中の農道を行く。
 いつもは左に曲がっているが、今回は右に曲がって並木道を行ってみる。
 未確認だが、これが北原白秋先生の「からたちの路」なのか。
 左に外人墓地があった。
 どれも、日本風の墓石を十字に彫った物のようだった。
http://www.youtube.com/watch?v=-MfhHIboots )
 少し行くと、右手の景色が大きく広がった。
 眼下に蜜柑畑があり、遠くに青く相模湾が見える。
 北原白秋先生お気に入りの風景であると、看板があった。
 すぐ左下にはリゾート・ホテルのような医院が見えた。
 毎日のように病室の窓から見ていた筈だが、こんな場所とは分からなかった。
 道の反対側はお茶畑で、鶯が鳴いている。
 動画に写し、鳴き声を録音する。
 お弁当を食べるのにいい所なのだが、狭い農道で、農家の小型自動車が行き来していた。
http://www.youtube.com/watch?v=j5x1ogrVVqk )
 さらに行くと県道に当たった。
 左に曲がって下って行くと、女子大のそばを通り小田原城に至る事は、前回の散策で知っている。
 県道を下ってみると、かつては山奥だったのだろうが、右側の崖を整地して分譲住宅にしている。
 桜も咲いているが、標高が高い分だけ、今が盛りである。
 右に降りる道があったので曲がってみる。
 黒い瓦屋根の農家があり、その向こうに相模湾が見える。
 下がって行くと、左側に豪農なのか料亭なのか、山門のある屋敷があった。
 料亭にしては看板もないし手入れがされていないので、豪農なのかもしれない。
http://r.tabelog.com/kanagawa/A1410/A141001/14035183/ )
 今度は右手に観光旅館風の門があった。
 実際に旅館のようである。
http://blog.goo.ne.jp/numabe3/e/e3479395e3061ab344b507f96f11818e )
http://blog.goo.ne.jp/numabe3/e/7410cd258283555695f6dde395f58ca9 )
 こちらは一応観光名所のようで、看板もあり、小田原市のHPにも次のように説明があった。
http://www.city.odawara.kanagawa.jp/kanko/corridor/villa/p10008.html )
『山月(旧共寿亭)【国登録有形文化財】
山月は、明治、大正期の実業家(男爵)大倉喜八郎が、大正9年(1920)に建築した別荘で、当時は共寿亭と名付けられていました。
この建物は、外観は御殿風ですが、内部は瀟洒な造りで、関東大震災でもほとんど被害がなかった堅固な別荘建築です。
京都御所を模した庭園は、3500坪もの広さを誇ります。庭内には伊藤博文が命名した 「志ら雲の瀧」があり、傍には自書による命名記念碑が建立されています。
現在は、割烹旅館として利用されています。』
 との事である。
http://www.amazon.co.jp/%E9%AF%B0-%E5%A4%A7%E5%80%89%E5%96%9C%E5%85%AB%E9%83%8E%E2%80%95%E5%85%83%E7%A5%96%E2%80%9C%E6%88%90%E3%82%8A%E9%87%91%E2%80%9D%E3%81%AE%E6%B7%B7%E6%B2%8C%E3%81%9F%E3%82%8B%E4%B8%80%E7%94%9F-%E6%96%87%E6%98%A5%E6%96%87%E5%BA%AB-%E5%A4%A7%E5%80%89-%E9%9B%84%E4%BA%8C/dp/4167474034 )
 建物だけでも見てみようと中に入って行くと、ずいぶんと竹林の中を歩かされる。
 やがて、右手の一段上に木造和風の建物が見えて来る。
 左手の竹林の下には墓地が広がっているが、泊まる人は気にならないのだろうか。
 大金持ちの邸宅を旅館に転用しているだけなので、玄関前に立っても、あまり観光名所の感じがしなかった。
 これは、同じように大金持ちの洋館を転用した、小田原文学館を見た時にも感じたから、小田原市の文化財保存の方針なのかもしれない。
 貼り紙があって、200円で館内見学ができるとの事なので、また次回にしよう。
 後に知ったが、館内見学料込みの1500円で、蕎麦御前の食事もできるとの事である。
http://www.amazon.co.jp/%E5%A4%A7%E5%80%89%E5%96%9C%E5%85%AB%E9%83%8E%E3%81%AE%E8%B1%AA%E5%BF%AB%E3%81%AA%E3%82%8B%E7%94%9F%E6%B6%AF-%E7%A0%82%E5%B7%9D-%E5%B9%B8%E9%9B%84/dp/4794207018 )
 坂道を下り、同じように大金持ちの邸宅を大企業の保養所に転用した所があったりして、旧・東海道に当たる。
 この辺りは国道1号線と離れていて、旧街道らしさが残っている。
 かつては東海道歩きとして歩いた事もある道である。
 右に曲がり箱根方面に向かいながら、旧い町並みや倉の写真を写す。
 右手にある板橋地蔵尊に立ち寄る。
 お堂の前、両側に木が植えられているのが特色のお寺である。
http://www.youtube.com/watch?v=ybJJ5AIQ_k0 )
 やがて国道1号線と合流する手前で、箱根登山鉄道・箱根登山線の鉄橋をくぐる。 
 旧街道と平行していたのか、鯉が泳いでいれば似合いそうな水路があり、鉄橋の下をくぐっているので写真に写す。
 鉄橋は国道1号線も跨いでおり、その根っこに、しだれ桜が咲いていたので、これも写す。
 ここから国道1号線を東京方面に引き返す。
 道路の右側、道路の向こうに大塚製薬などのホーロー看板がたくさん貼られている建物があった。
 何かと思ったら、テーマ・パークの小田原なつかし横丁だった。
 定休日のようだったが、いずれ来てみよう。
 左手には旧・板橋村役場の洋館があった。
 箱根登山鉄道・箱根登山線、箱根板橋駅前の板橋郵便局で、150局目、250円の旅行貯金をする。
 ローカル駅の箱根板橋駅を見た後、駅近くにあるという小田原ラーメンを食べさせる店、ラーメン鳥取に行く事にする。
 国道1号線はこの辺りから大河のように広くなる。
 食べログに掲載されていなかったので探すのに苦労したが、JR東日本・東海道本線の鉄橋の根っこにあった。
 ここも定休日のようだった。
 こんな事だったら、箱根板橋駅前にもラーメン店があったのに。
 鉄橋をくぐると、小田原城を模した小田原消防署がある。
 ここから線路沿いを小田原駅に向かう。
 東口駅前広場左手にあるお土産店、ひもの屋では、焼き魚の試食ができる。
 試食だから3センチ四方程度の小さい物だが、JR西日本・東海道本線、大阪駅の食堂で食べた鰻丼の鰻は、安かったものの、このぐらいの大きさだった。
http://r.tabelog.com/kanagawa/A1409/A140901/14014498/ )
 焼き魚の試食は、駅前通りに出た所にある炭火焼だいにんぐ、わたみん家でもできる。
 これも立派な小田原食べ歩きだと思う。
 それはそうと、携帯電話の電池が切れ、写真が写せない状態である。
 後から思ったが、駅前通りにある携帯電話店に駆け込めば良かったのだ。
 ラーメン店を探しているうちに、大乗寺の桜がきれいに咲いているのを見つけた。
 今回は駅前通りを左に分岐する錦通りに入った所にあるラーメン店、小林屋で食べる事にした。
 小田原に来て北海道ラーメンを食べるのは、いかがなものかとは思うが、写真が写せないのでチェーン店を選んだ。
 店内に入ってみれば、法被のような制服を着た美人女性店員がいて、悪くはない。
 券売機で味噌ラーメンを注文すると、細長く切られた長葱が花のように並べられ、直径が10センチもありそうな厚いチャーシューもあり、まず、目を楽しませてくれた。
 改めて、写真が写せないのを残念に思った。
http://r.tabelog.com/kanagawa/A1409/A140901/14029898/ )
 帰りの電車を乗り換えると、登山の格好をしたおばあさんがいた。
 ニッポン放送(1242kHz)・受信記録(19:50〜21:00)。プロ野球(ドラゴンズ対ジャイアンツ(ナゴヤドーム))。実況解説(若松元監督、ほか)。内容(中田投手完封目前ならず、ほか)。提供(出光石油。白鶴、ほか)。SINPO=55555。
 ラジオ韓国(1170kHz)・受信記録(21:00〜22:00)。ニュース(北朝鮮のロケット発射。韓国国鉄の民営化、ほか)。SINPO=22222。
(400文字14枚)
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