mixiユーザー(id:1113640)

2011年11月17日23:48

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下を見て幸いと思う

というのは、考え方としても表現としても誉められたモノではないでしょう。それでも、自分より症状の重い患者さんを見ると、私はまだ不幸中の幸いだったのだ、と思ってしまいます。同室の、私より数歳上の男性はクモ膜下出血を起こして現状に至るそうです。記憶障害と思考障害の後遺症が出てしまったそうです。毎日奥さんがお見舞いに来て会話していますが、聞こえてくる内容は支離滅裂なモノになってしまっています。また、四肢に麻痺が出てしまい、リハビリすべきだそうですが、記憶と思考の障害の為、ご本人が何故リハビリをやらなくてはいけないのか理解出来ず、リハビリを嫌がってしまうそうで。トイレも一人では出来ず、しかしご本人の自我ははっきりしており、下の世話をされる事を非常嫌がるそうです。その辺りってかなり尊厳的な部分に関わってくるのでしょうし。自分の置かれている状況を理解出来無いなら尚更。

そんな彼の姿を見ていると、生きてさえいれば幸せとは決して思えません・・・そして自分は思考も記憶も自我も問題無さそうだし、独身で養っていかなくてはいけない家族もいないし、食事もトイレも自力で可能だし・・・ま、生きていて良かった、と後々も思える状況で状態なんでしょうなぁ
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