ファーストインプレッション「エスカトス」

シンプルな操作＆ゲーム性。
アップテンポなスクロール＆場面展開。
古めかしいメカデザインも加わって、
実にこのゲーム独特の味になっている。
レトロスタイルなのに、とても新鮮に映る。

ただ、ＢＧＭとゲーム内容の乖離が著しい。
曲調と速いゲーム展開が合ってないという感じ。
それに、曲自体が悪いというわけではないのだが、
あれはどちらかというとキャラ物な印象を受けた。
(そういう意味では｢まもるくんは呪われてしまった｣はとても似合っていた)
ま、プレイを重ねれば、慣れてくる範囲ではあるが。

で、とりあえずオリジナルのイージーをプレイ。
初プレイクリアできたが、だからつまらないというわけではなく、
それはむしろ好印象であった。
このサクサク感を多くの人が味わうことが出来ると思う。

そして、ノーマル以降はかなり歯応えがあるので、
簡単じゃ嫌だという人も大丈夫ｗ

あと、おまけゲームについて。
今作にはワンダースワン(ＷＳ)で発売されていた同じ製作者によるＳＴＧが２本、
カップリングされている。
ワシはどちらも遊んだことがなかったので、とてもお得に感じた。

ジャッジメント シルバーソード(JSS)
エスカトスの前作というべきか。同じシリーズものという印象。
ただ、非常に難易度が高い。イージーモードでもクリアするのは厳しめ。
これをＷＳでプレイしていたというのが信じられないｗ
この骨太なゲーム製作の姿勢がエスカトスにも繋がっているのだろう。

カーディナルシンズ(CS)
JSSのネタ流用でミニゲーム的な内容になっている。
７つのそれぞれ異なるミッションをプレイ。
その結果に応じて真ボスが登場という流れ。
こちらも非常に難易度が高いｗ
製作者はかなりの腕前なのだろうと改めて思った。

まとめ
３本のＳＴＧそれぞれに味わい深いものがあり、
製作者のセンスにとても感心する。
オススメの作品だと思う。