日曜日にスペイン語検定を受けてきました・・・。
検定を申し込む際、受験する場所を選ぶんだけど、「山口県」か「広島県」か「県」でしか選べない。
広島県ならたぶん広島市内だろうけど、山口県はどこになるのか?
山口か新山口(小郡)なら広島より近いけど、下関とか言われたら広島のほうがマシだ(山口県最大の都市は下関市です)。
思い切って「山口県」を選択した結果、受験会場は小野田!下関と小郡の間。微妙・・・。
当日は雨の中、小野田駅から迷いながら40分近く歩いて何とか会場に到着。
教室に入ると・・・受験者3人しかいない!
あと試験官としてスペイン人のネイティブの女性がいて、
ネイティブ試験官「ブエナスタルデス(=Good afternoon.)」
と挨拶をしてきたと思ったら、いきなりスペイン語で用紙の記入方法などを説明してきて焦った(笑)
俺「あ、はい。ノンブレ(=name)ここね。分かりました。シィ、シィ。」
いきなり話しかけられても全く喋れねぇ(笑)
そういえば中国語検定受けたときもトイレ案内が全部中国語で驚いたな。
過去問や出題形式の情報が少なくて対策のしにくい試験だけど、俺が得た情報ではリスニングは試験時間の真ん中あたりで5分ほど行なわれるらしい。先に問題を和訳しとこうと思っていた。
ネイティブ試験官「では最初にリスニングを行ないます」
俺「(え〜、最初!? 話が違うやん(汗)?!)」
ネイティブ試験官「では読みます。」
俺「(え?あなたが読むんですか(笑)?テープやCDじゃないの??)」
なんといういい加減な試験(笑)
試験後、一緒に受験した女子高生と話をしたら、その生徒はこの学校の生徒で、あの試験官は自分のスペイン語の先生だという。彼女はカナリア諸島の出身で、発音が本土とだいぶ違うそうだ。
普通にCD流せばいいのに(笑)
今回のスペイン語検定5級(英検3級に相当)の設問は以下のとおり。
1.動詞を適切な形に活用させる(8問)
2.適語選択(6問)※3択。熟語など。
3.未来形は現在形に現在形は未来形に直す(8問)
4.話の流れのある4文の和訳と1つの空所に入る関係詞選択(4文と1箇所)
5.聞き取り問題(4問)※4択で会話の返答を選ぶ
欧州の大陸の言語をやったことがない人のために書いておくと、スペイン語は動詞の活用がやたらややこしい。
英語でも3単現のSがつくという変化があったと思うけど、スペイン語では私、君、彼、私たち、君たち、彼らの6箇所が全て異なった形となる。動詞の活用を見れば主語が分かってしまうので、主語は省かれるぐらいだ。
さらに過去形や未来形や過去進行形(線過去)も英語のようにwillやingはなく、一つ一つ主語に応じた動詞の活用を6つずつ覚えなければならない。しかも日常使う動詞はたいていどこかの時制で不規則で、全て規則どおりに活用することは少ない。
あと、名詞も男性形と女性形があり、それに従って形容詞や冠詞がいちいち変化する。もちろん複数形でも変化する(英語でもsが付きますね)ので、男女/単複で4パターンの形容詞を覚えることになるのだ。
ここからは主に4級以上になるが、過去未来系という時制や接続法といういつ使うのかよく分からない文法も存在する(5級までは全て直説法からの出題)。ついでにいえば命令形も不規則活用がある。
・・・。
まぁ、英語や中国語がどんだけ楽かってことが分かりましたよ。
とりあえず試験は和訳がちょっと自信ないけど、合格点の7割はあるんじゃないかと思ってます。
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