某所で『全国古本屋地図』を入手したので、
ちらほらと眺めている。
やはり、心楽しい。
日本中の古本屋は(ほぼ)網羅している
らしいのだから、このリストアップされた
一軒一軒にどのような本が眠っているかを
考えるとときめくのだが。
自宅のある市のリストを捲ってみる。
すると。
参った事に、全部廃業してしまっているのだ。
引っ越してきて、初めて散歩して見つけた店も。
『キマイラ狂仏変』を新刊発売3日後に見つけた店も。
金がないんで、『銀英伝』のセットをバラで月に一冊ずつ
売る、なんて事をしてくれた店も。
角川の山田風太郎がズラリと並んでいたが、プレミア価格が
付いていて歯噛みした店も。
全部だ。
奥付を見てみると、2000年刊。
あ〜10年前かよ。
なら仕方ないか。
と思いつつも。
そうか、こんなに潰れてしまっているか。
寂しい限りだ。
つうか。
この本、ほとんど意味無いんじゃないか、ひょっとして・・・?
ログインしてコメントを確認・投稿する