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2010年03月29日10:32

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【SoulFlowerUnion】闇鍋音楽祭 渋谷O-West 10.03.28

本日は確信犯に近く遅刻。
対バンの勝手にしやがれが嫌いでなぁ。
いや、悪いバンドではないと思うのだが、
全く横に揺れない硬直したドラムと、
イマイチ中途半端なヴォーカルが苦手なんだよ。
聞いててイライラしてくる。

あ、ちなみに同一人物なんだが(笑)。

なので、O-westの会場の扉を開けた瞬間、
「次はソウルフラワー!最後まで楽しんで」
みたいなMCが聞こえてきっちり曲のラストが
終わったのは、我ながらベストなタイミングで
入ったもんだとニンマリ。

で、ステージ転換の民族移動の間を
縫って、長着から浴衣へとお着替え。
手馴れたもんです。

会場最後尾で見るというマイミクさんに
着物一式の入った風呂敷を預けて
出来うる限り前へと進みます。

やはり、着替えその他諸々で時間が
掛かったか、割とほどなくユニオンの
登場。

さぁ、最終日だ、楽しもう。

で、セトリが以下、となるのですが。

例によって記憶を頼りに書いておりますので、
抜け漏れ、記憶違いはあると思います。
ご参考まで、と云った感じで。

1.神頼みより安上がり
・・・今回の闇鍋で不動の一番バッタ。
今日は昨日と違い、モニタの返りがいいのか
何となく演りやすそうに演奏しているように
見受けられる。


2.ラヴィ・エ・ベル〜人生は素晴らしい!〜
・・・大阪闇鍋二日目を見逃している身としては
今回お初に聞ける曲。ソウルフラワーのライヴに
おける『祝祭性』をこれぐらい体現している曲は
ない、と思います。


3.こたつ内紛争
・・・そしてそしてな、びっくり曲。
『あの』印象的なピアノのイントロが流れてきた
瞬間、会場の空気が目に見えて変ります。
やっぱ、ニューエストの曲は特別だが、
その中でもこの曲の力は凄い。
この三曲の流れは凄すぎるよなぁ。


4.死ぬまで生きろ
・・・今回は最前列付近ではなく、少々真ん中から
後ろ気味で聞いていたので、歌詞や全体のアレンジが
よく聞き取れます。ほぅ、こういう歌詞だったか、みたいな。

だから、2デイズは有難いんだよね。
一回は最前列で大騒ぎして、もう一回はじっくりと
曲の妙味を味わう、と。


5.アクア・ヴィテ
・・・すっかりレギュラメニューですな。
『ルーシー〜』がメニューから下がっても
この曲は残りそうな気がする。


6.叩いて擦ってよろめいて
・・・ある意味メンバ紹介的なインストナンバ。
順繰りに回すソロはどれも素晴らしいが、
中でもJIGENのランニングベースは
とても気持ちよい。


7.かもめ
・・・この曲もしみじみと歌詞を理解出来て、
またちょっと印象の変った曲。
「ジャックナイフを〜」の処の
ミホちゃんの空気が凄みを孕む処など、
ゾクゾクしてくる。


8.アンチェインのテーマ
・・・結構久々なこの曲。
ピアノソロではなく、JIGENのベースが
がっつり効いていて、堪らない。
その間に敬ちゃんは三線をスタンバイ。
で、最後には三線で曲に参加という中々の
豪華ヴァージョン。これ、音源化してほしいなぁ。


9.満月の夕
・・・三線と来たらこの曲。
今回は前日に見られたメロディを
フェイクさせてから「lalala〜♪」に繋ぐ事なく、
丁寧にオリジナルな歌を響かせる。
今日は中川さんのびのび歌っている印象。


10.霧の雫
・・・本日も組曲スタート。
よかった、『平和に生きる権利』に替わらなくて(笑)。


11.ベラ・チャオ
・・・この曲を歌う敬ちゃんはめっちゃダンデーだなぁ。
この曲は、これで限りではなくてまだまだ演ってほしい。


12.ロンドン・デリー
・・・イントロ代わりに軽いセッションが入るのだが。
どこか聞き覚えのあるコード進行。

・・・ん?まさかな。

隣にいたマイミクさんに「・・・ひょっとしてロンドン・デリー?」
「まさかね」みたいな事を確かめていたら。

まさかまさかの『ロンドン・デリー』!

すっげえ嬉しい。

で、やはり確信を持ちます。
4月10日の開港フェスの一曲目はこの曲だわ。
去年のフジロック前のライヴでも演ったもんな、
『ロンドン・デリー』。リハ代わり?
いい曲だもん、いいのさ。


13.セッション
・・・中川敬ちゃん休憩タイム、ではあるのだが、
その後に来る爆発が解っているから楽しめる
んだよなぁ。で、曲中で敬ちゃんが
「トラヴェリング・オン〜」「旅にでなくちゃ〜」と
変な節回しで歌ってたが、これがタイトルなのか?


14.極東戦線異常なし!?
・・・ダブリン、イタリア、そして再度アイルランドから
極東へと。『解放と抵抗の歌』を繋ぐこの流れは
本当に美しい。
正直、「もういいかな?」と思っていた
曲であるけれど、この並びだと威力を発揮します。
『パレスチナ』でも良かったとは思うけど(笑)。


15.月光ファンファーレ
・・・そして再び祝祭の時間へ。
克っつあんが非常にイイ顔でイントロの
コーラスを歌っているのが印象的。


16.Shinya`s Blessing
・・・すっかり定番メニューだなぁ。
久しぶりに『ホワイトハウスへ爆撃』も
聞きたいのだが。
この曲間に敬ちゃんはギターを1フレカポの物に
持ち替え。こうやってインストの時に
機材をチェンジしてスムーズに次の曲へ、という
流れは最近よく見られるけれど素晴らしいですな。


17.荒地にて
・・・本日のギターソロは割とあっさり目。
昨日の粘っこいのが良かったので、ちょっと
物足りなかったり。


18.風の市
・・・問答無用の大盛り上がり。
今日は敬ちゃんのコサックダンスの
足もちょっと高く上がっていたような。
機嫌、いいらしい。


en.
1.ホップ・ステップ・肉離れ
・・・この曲も歌詞で歌っている内容が
漸くちゃんと聞けた気が。
なるほどねぇ。

タイトルはナニだが(笑)、結構名曲に
育ちそうな気配を感じます。
こういうガッツンガッツン進むロックナンバが
ユニオンの新曲では貴重だからなぁ。


2.海ゆかば山ゆかば踊るかばね
・・・最後の最後の大爆発。
敬ちゃんのご機嫌はまだまだ続き、
ミホちゃんのお囃子パートで後ろで
隠れたり出たりという以前のツアーで
『霊柩車の窓から』でやっていたプリティな
振りを織り交ぜる。なんと可愛らしい43歳(当時)!


総評としては、やはり二日で完璧、という感じ。
無論一日ずつでも十分楽しめるのだが、中川の
云いたい事、というのは二日を通して初めて
総て伝わる気がします。
それくらい、選曲に気を遣ったセットリストだったような。

ま、時節は木の芽時で、なんかお客さんが
独り言というか問わず語りな感じの方が多くて
なんだか居心地が悪い一幕もありましたが、
春だもん仕方ないね、って感じですか。

この後の短い時間の宴も含めて、とてもとても
素晴らしい時間を過ごせました。

体調的にはもうボロボロで、動くの無理かなぁ、
なんて思っていたのだけれどきっちり動いちゃったし(笑)。
音楽ってのは凄いもんだ。

4月10日も、期待しましょう。
通常営業のユニオン(若干短いが)もこれだけ素晴らしいのだから
最強の『フェスのユニオン』がどんな事を演ってくれるか。

ドキドキするね。

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