16日(火)新国立劇場へ行ってきました。
うーん、とっても久しぶりだった気がする、小ホール。
でも、行く前から、ちょっとテンションは
なぜって、別役実の作品は苦手なの
単細胞な私には、不条理劇が昔から苦手
でも、吾朗ちゃん出演だから・・・と思い、チケットをとりました。
席は、センターブロック前から6列目。段差があるから、ちょうど舞台の役者と目線が一緒。
本当に見やすい位置だったわ〜
出演者は、稲垣吾郎/奥菜 恵/羽場裕一/山西 惇/紀伊川淳/足立智充/阿川雄輔/神野三鈴/大杉 漣
舞台は、一面に服が、びっしりとばらまかれている。
あれは、被ばくした人たちの屍を意味してるのかなぁ〜
思っていたよりは、暗くはなくて、所々笑いもあったけど・・・
でも、息がつまる感じがする
なんていうか、出口がないっていう感じ・・・
私が一番好きになれないのは、質問に質問で返すようなやり取り。
あの相手が言った事を、半ばおうむ返しにしていくやり取り・・・
聞いていて、イライラしてきちゃうのよね
吾朗ちゃんと大杉さんの会話は、大きく違うタイプを表してた気がする。
無意味なのかもしれないけど、目標をもって毎日を過ごす大杉さんと、
静かにひっそりと過ごそうとする吾朗ちゃん。
どっちがいいというのではなく、人は様々だから・・・
原爆にあった人と、その周りにいる人達との関わり方は、何も原爆でなくとも、
病人全般に対して言える事のような気がする。
病人の思いは、その人にしかわからない・・・同じ境遇になった人にしか・・・
傷の痛みも、心の痛みも、言葉にするのは、なんと難しい事か
去年入院してた時を思い出したわ・・・
全然お芝居の感想とずれてしまった
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