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2010年01月23日04:03

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新たなるパラドックスのいい命題が出来たな

”政治家、秘書と「同罪」ではない 鳩山首相”
http://headlines.yahoo.co.jp/cm/main?d=20100122-00000112-jij-pol

いやいやいやいや。

まさかね。

そんな。

翻せる訳ないだろ、これだけ有名な台詞や文言をさ。

一応。

念のために。

貼っておく。

『それにしても不可解なのは、
土井たか子社民党党首が辞めないことです。
今回の件では社民党関係者が4名逮捕されています。
その中心人物は土井党首の秘書の五島昌子で、
彼女が辻元前議員を始め、新人議員の指南役で、
秘書給与を流用するという詐欺行為も
教えたとされています。

私は政治家と秘書は同罪と考えます。

政治家は金銭に絡む疑惑事件が発生すると、しばしば
「あれは秘書のやったこと」と嘯いて、
自らの責任を逃れようとしますが、
とんでもないことです。

政治家は基本的に金銭に関わる部分は秘書に任せており
(そうでない政治家もいるようですが)、

秘書が犯した罪は政治家が罰を受けるべきなのです。』

以上。

誰あろう、鳩山由紀夫君の2003年発行のメルマガより。

仰られている事は非の打ち所がないほどご立派。
加藤も辞職に追い込まれたしね。
松岡は命まで落とした。

で。

昨日の発言が、これ。

「罪に対する責めを負わなければ
ならないとの趣旨で(言った)。
秘書と政治家が同罪であるということを
論理的に申し上げたつもりはない」

ちょっと分かりにくいよね?
『論理的』の使い方が全くもって
『論理的』ではないし。

平たく云うとこうなるらしい。

「秘書が罪を犯せは政治家はその責任を負う必要がある。
だが秘書と政治家が同罪でなければその責任を負う必要はない。」

う〜〜〜〜〜〜〜ん。

パラドックスだよな、これ。

一つの発言の中で意味が反転している。

『同罪ではない』のが「政治家が秘書を使役しているのだから、
罪は政治家の方が重い」という事なら理解出来る。

それなら話は早い。

議員辞職。

だが、どうやら「お辞めになる」気は毛頭ないらしい。

では、彼が昨日云った『責任』って何だ?
秘書の罪と政治家の罪、その量刑が全く釣り合わない
限り、責任を負う必要はない、という事か?

何だ、そのへたくそな頓知は。

先々日も「新たな事実が出ればバッジを外す」などと
云っていたが、この調子では辞める気ゼロだな。

「そのようなつもりで云ったのではない。こういう事だ」

と云えば済むと思っているのだね。

惜しいなぁ。

自分の国の事でなければこんなに面白い事はないのに。

だってさ。

今までで、謝罪も訂正も撤回もしなかった鳩山の
発言ってあるかい?

自分の記憶する限り、無いね。

そんな政治家は有史以来存在した事ないでしょ。
時代の、歴史の奇跡に立ち会ってるんだよ、きっと。

おまけにゼノンクラスのパラドックスまで
投げかけてくれてさ。

全てのコメディアンはこの才能に嫉妬するべきだね。
こんな面白トークは誰も出来ていないんだから。

他の政治家も、論理学者も哲学者も然りさ。

だって、野党時代には『非論理的に』追求していた、
なんて正直に話しているんだから。

偉大な才能だよ。

非論理的な言説で議員を辞職にまで追い込むなんて
出来る事じゃあない。

なんてな。

真面目に云うと、だ。

悪い事云わないから病院行きな。

あんたは間違いなく自己愛性人格障害だよ。

代表的な臨床像がwikiにあったから、
曵いておく。
ちょっと長いがちゃんと読む事。

『1・内的には不安定であるにもかかわらず、
外見はむしろ正常。「頭がいい」「仕事ができる」
「表現力がある」「人づきあいがうまい」などの長所がある。
そのため、彼らが不適応行動を起こしたとき、
周囲の人は意外な感じを持つことが稀ではない。

2・自分について素晴らしい理想的な自己像(誇大的自己)を抱き、
自分は他人より優れた能力を持っているとか、
自分は特別だと思い込んでいる。うぬぼれが強い。
そして、誇大的な自己像を現実化しようと絶えず努力している。
次から次へと際限なく成功・権力・名声・富・美を追い求める。
その背後で、常に深刻な不安定感や頼りなさを経験し、
本質的には他者依存的である。自尊心を維持するために、
絶えず周囲からの称賛・好意・特別扱いを得ようとする
(アルコール依存症患者が酒を求めるように)。
あるいは、自分が理想とするような権力や能力のある人に頼り
、まるで自分がその人であるかのように考えたり振る舞ったりする。

3・自尊心を保つため、虚栄感から安易に嘘をつく。
本人には嘘をついているという意識はない場合が多い。

4・妬み・羨望がとても強く、自分が持ちたい、
成し遂げたいと思っているものを他人が持っている、
成し遂げていると感じ、内心あるいは外見上その人に
怒りや憎しみを持ったり、自分の不運を嘆く。他人の失敗を喜ぶ。

5・自己肯定感や自尊心が高まっているという感覚を、
一定の期間維持することができる。
この感覚が自分を支配しているとき、自分が傷ついたという、
弱い一面を持っていることにほとんど気付かない。
しかし、誇大的な自己像が傷つけられるような体験をすると、
一転して自分はだめだ、価値がない、無能だと感じる。
自分についてもある一つの体験についても、
よい面もあれば悪い面もあるといったとらえ方ができない。

6・自分に向けられた非難や批判に対し、怒りや憎しみを持つか、
屈辱感や落胆を経験する。
これらの感情は必ずしも表面にあらわれず、
内心そのように感じているということがしばしば。
自分に言い聞かせて自分を慰めることができない。
誰か他の人に慰め、認めてもらわないと、自分を維持できない。
否定をされるとそれを受け入れられずに現実逃避し、
嘘や詭弁で逃げようとする。
そのため失敗について本当に反省したり、
そのときのつらさや痛みを認識する能力に欠けている。
失敗(あるいは批判)から新しく何かを学ぶことができない。
しかし、能力のある自己愛者は、ほめられ認めてもらうために、
自分を駆り立て休むことなく努力し、誇大自己を満足させようとする。
これは、本人にとっては残酷な作業であるが、社会的には成功する。
能力がない自己愛者は、より退行した形で
他者からの是認を求めようとする。

7・他者についての評価が理想化と軽蔑との間を
極端に揺れ動く。他者についても自分同様、
長所と欠点を同時に認識してより深い
統合的な理解を持つことができない。
従って、対人関係は「相手から見た自分が
理想的・搾取的・サディスティックで、
自分から見た相手が無力・服従的・マゾヒスティック」
というパターンをとる。
誇大的な自己像を思い描き、その空想的な思い込みの
世界に浸っている。他者と関係を持つにしても、
それは自分の自尊心を支えるために人を利用しているにすぎない。
本当の意味で他者に共感したり、思いやりを持ったり、
感謝したりすることができない(もっとも言語的表現力が
しばしばあるので、うわべだけの思いやりを示すことに長けている)。
表面的な適応はさておき、他者との現実的な信頼関係を
持つことができない。』

だとさ。

怖いくらいに鳩山君に当てはまるだろ?

1.は総理大臣にまで上り詰めた事から窺える。
2.は嫁に対する依存とか、色々と見て取れるが
何よりも『理想とするような権力や能力のある人に頼り』
という箇所だな。心当たるだろ?
3.は露骨に今回の発言・・・というか翌日には訂正や
撤回が入る発言すべてに当てはまるな。
6.『否定をされるとそれを受け入れられずに現実逃避し、
嘘や詭弁で逃げようとする。』付け加える事なし。
7.は勝手に海外で広げてきた25%削減などといった
大風呂敷に顕われている。

だから、君に必要なのは何よりも
精神分析なんだよ。

後は、色々な意味で檻の付いた部屋、だな。
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