14日(水)天王洲銀河劇場へ行ってきました。
小林多喜二の話だから、かなり重い気分でいたのですが、
先に見ていた友人から「思っていたのと違った」との感想を
でもらい、ちょっと安心。
珍しく右端に近い席だったから、ちょっと体を斜めにしてみるから、ちょっと疲れた
でも、長いとは思わなかったし、見終わった後は、悲しいけれど、どこか清々しい感じ。
チラシの裏面に書いてあった多喜二の最後から、想像していた舞台とは大違い。
それは、全編ピアノの生演奏があり、歌がそこかしこにあるせいかもしれない。
出演は、井上芳雄、石原さとみ、山本龍二、山崎 一、神野三鈴、高畑淳子。
見ていて、多喜二と彼を取り巻く人たちの人生が、それぞれの立場で共感できる感じ。
彼を追っていた特高が、もしも彼に感化されていたとしたら・・・
彼を愛し、守ろうとする3人の女性の、それぞれの愛し方。
彼自身の想いや思い。
日本という国で、そういう事がまかり通っていた時代。
そんな時代でも、それぞれの立場で生きざるをえなかった人の哀しさ。
一体、誰が、何がいけなかったんだろう・・・
そんな重く暗い時代の、暗部を描いてもいるけれど、こうとらえ方もあるんだなぁ〜
とちょっと目からウロコでした
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