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2009年04月14日22:30

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呑み屋でバカ話に興じる夜

先日、歳若い友人と飲み屋にて久しぶりに
話す。法曹関連への進路を目指して
ロースクールで勉強中という非常に
将来の楽しみな子。

・・・身内に弁護士が一人いると、いつか俺が
犯罪を犯した時にでも一丁役に(以下不適切な為二十四字削除)。

で、目下とても忙しい為、久しぶりに
会ったがとても刺激的だった。

人と話して刺激がある事など滅多にないので、
とても新鮮。

とんでもない毒と冷静な観察眼。
判断力と分析力。

正直、全部自分は、その彼には劣っていると
思うんだが、何故か絡んでくれるので
有り難い限り。

ま、大半はシャアの話なんだけどさ(笑)。

この日は「Zガンダムのシャア・アズナブルは何故ああもヘタれ
てしまったか」がメインテーマ。

「ファーストの時とは別人みたいですよね?」
「彼が面白いのは典型的な器用貧乏な所でしょ」
「結局、シロッコにもハマーンにも負ける、みたいな」
「普通に考えたら彼は負ける筈無いのさ」
「というと?」
「だってシャアは人望と才能に血筋の三拍子を持っているんだもん」
「あ、それに女も付け加えましょう」
「ああ、モテるわな。・・・でな、それだけの四拍子あったら、
戦い方なんて自由に選べるわけよ」
「アムロなんか相手しないで」
「そうそう。アムロと闘う為『だけに』逆シャアでアクシズ落とすなんて
バカだわ」
「あれは決着戦のためだけの話でしたもんね」
「アムロに勝つ一番いい方法なんて簡単だよ。ガンダムに
乗らせなければいいんだもん」
「ああ、政治的に根回しして」
「そうそう。どっかの辺境へでも左遷させとけばいいんだ。
それだけの政治力が逆シャアの時点であったんだから」
「なのにご丁寧にアムロを待って、それでアクシズに
押し付けられて死んだ訳ですからね」
「シロッコやハマーンとも共闘出来た筈だし」
「云っている事は実は結構一緒ですもんね、シロッコも
シャアもハマーンも、あとカミーユも」
「シロッコなんて使いこなしてくれる人を待っているような
フシもあったもんな。常に下克上狙いながら(笑)」
「ハマーンも、シャアが女あしらいが上手ければ、ああまで
こじれなかったし」
「なのにレコアに執着してシロッコにボロクソに
云われたりとかさ」
「サボテンが・・・とか(笑)」
「さっき云った四拍子を上手く振り分ければ、全員苦もなく
倒せた筈なのに、一番タイマンの強いアムロに喧嘩売って
負けて、それのせいでせっかくの血筋と人望で作った
ネオジオンも潰すんだもん。Z時代にきちんと根回しして
潰すもん潰しとけばああはならなかったろうよ」
「ファースト時代は完全にパイロットに専念出来て
いたから輝いていれた、と」
「そうそう。血筋は隠していたし、人望は優秀な軍人、
という事でプラスにしかならないし、女はララァがいたし」
「幸せな時代でしたねぇ・・・」
「一兵隊が一番幸せな、高貴な血を持った亡国の王子って
いったらそりゃあ不幸にしかなりようがないな」
「だから、一兵士時代の因縁のアムロに執着した、と・・・」
「やりきれないねぇ、まったく」

・・・シャアを肴に呑みながらいい歳した男二人が
しんみりとしてしまった夜でありましたとさ。

それ以外の話は毒がキツ過ぎるので公開不能(笑)。
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