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2025年09月04日04:42

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無私行為の絆(5)

「人類は死を悪用している」と、ホーキンズ博士は少年時代、ブリザードで博士が遭難しそうになった時、迎えに来た父の死に怯えた表情を見て、そのように感じたと述べています。

あなたが、スピリチュアルに目覚めているなら、戦争がいかに馬鹿げているかお分かりでしょう。「殺してはいけない」と神は、モーゼ(意識レベル910)を通して人類に警告しているにもかかわらず・・・。

あなたの意識は、永遠にあり続けるもので不滅です。ゆえに「殺すぞ」と誰であれ脅すことは神の意志に反しています。まして、軍需産業(概ね意識レベル20から30)は、まさに死を悪用して儲けているため、途方もなくネガティブなカルマを積み上げ続けています。

一方で、生物学上の生命である原形質には限界があり、永遠の生はあり得ません。そこで、戦争中も「生き残ることを優先されるためには、死の恐怖を克服する必要がある」訳です。

戦場において、ほんの一瞬の躊躇は死を意味します。「敵より先に撃つこと」は、どの軍隊でも新兵が最初に叩き込まれる教えです。

以下、『「雪風」に乗った少年』、西崎信夫著、藤原書房、2019年と、その他数冊の内容をかいつまでご紹介します。

幸運艦『雪風』にも、ある事件が起きるまでは、意味のない体罰は横行し、西崎少年も目撃し、実際に彼も、またへまをしでかした時、ビンタの洗礼を受けていたそうです。

しかし、乗艦してわずか数週間後に状況は一変しました。それは寺内中佐が赴任して間もなく起きました。古参兵の体罰を恐れた結果として、新参のある水兵が失念したものを補充すべく、保管庫へ忍び込んだ際、誤ってガス中毒により命を落とすという痛ましい事故がありました。これは、『雪風』の戦闘以外で唯一の犠牲者でした。この事件以降、昭和22年7月に台湾海軍へ「丹陽」と改名し引き渡されるまで、一切の体罰はなかったそうです。

この事件について、私の知る限り、他の『雪風』に関する著書や回顧録に記述されていません。その最大の理由は、他の著書や回顧録は、将校クラスの乗組員の証言を基に記したものであるためと推測できます。

戦記は、現場の末端の兵士達の証言があってこそ、全体像を把握できるため、彼等の証言は、実に大きな意味を持つはずです。


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