きのう、母を施設から家に戻した。
治療が効いて脳腫瘍が劇的に小さくなり、脳への圧迫が解消、認知機能と運動機能が回復、自力でトイレに行けるようになった。というのが契機。
施設が良い環境ではなかったので、どうにかしたかったしな…。
ただし、落ちた筋力・体力は一朝一夕ではいかんともしがたく、日常生活に支障ありまくり。デイケアと訪問ヘルパーの助力は借りるが、細々とした面倒と家事の一切はおれがやることになる。無職ではないし、在宅でもないので、物理的にはこれからが大変なんだが、精神的にはラクになった。施設に置いて、環境と扱いへの嘆きを聞きながら、何もできないよりはな。
あそこが特別ダメだったのか、どこもあの程度なのかは知らないが、あそこは施設というより「収容所」だった。自立や回復を目指すのではなく、ただ生かすだけ、もちろん「活かす」ではない。死んでないだけだ。それでも、認知症で自力でトイレにいけない人間を、仕事に行きながら一人で面倒みるのは無理ゲーだからな…。
最低限の条件がクリアになり、自宅に戻れたのは僥倖だ。
いまもあそこにいる人たちを思えばな…
あたりまえの健康、いや、不健康でも日常生活を自力でこなせる有難味をこの半年、思い知ったわ。
おれもがんばるけど、本人にはリハビリがんばってもらおう。
「ざいたくかいご、はじまります」cv 田村ゆかり
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