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2023年03月11日20:46

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貴志川線に乗って二社詣でしてみた。

先週3月3日(金)の話の続きです。

御坊駅からは普通列車で和歌山駅まで移動。
地下通路のロッカーに荷物を預けて、一旦改札を抜けます。
(乗車券は御坊→天王寺。2日間有効)

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西口中央改札向かいにある和歌山バスの窓口で、和歌山電鉄貴志川線の1日乗車券を購入します。
直接貴志川線の9番乗り場へ行っても窓口があるので買えますが、
一応きっぷの出場処理をしておいた方がいいのと、正直和歌山駅の構造が良く分からなかったのであせあせ(飛び散る汗)

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JR係員に1日乗車券を提示して入場し、乗り場の9番線へ。
16時丁度発の貴志行きは、南海電鉄時代から使われている2270系(とネットで調べたら出てきたが、南海の形式正直よく分からないあせあせ)。
動物愛護の啓発電車で、車内も動物愛護の啓発広告ばかりです。
(でも一番原型が残っているのではないかと)

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この路線、南海電鉄の貴志川線だったのが大赤字で廃線の話を切り出したところ、
沿線自治体と住民が本気を出して、確か市民団体だったの縁で岡山電気軌道(岡山の路面電車)をやっている両備グループを引っ張り出し、
線路施設を上下分離して両備グループが「和歌山電鉄」を設立し移管。
公の関与や様々な努力で存続している路線です。
最近はコロナで観光客が減少していることもあり、厳しい状況が続いていることが、
この掲示からも窺えます。
ただ、今回乗ってみて感じたのですが、そこまで悲観的にならなくても良いような気がします。
そういえば、茨城県のひたちなか海浜鉄道も沿線住民の積極的な関与が存続の力になりましたっけ。
最近はどう見ても鉄道としての役割が終わっている路線で自治体や首長がワーワー騒いでいますが、
存続させるなら沿線が本気出さなければいけませんね。
(もっとも、どちらも沿線人口が多くて鉄道の役割を発揮する余地が充分あるから存続させる意義があったのですが)

さて。
電車のお客は和歌山駅発車時点で40人ほど。
3月初めだとこの時間は高校生の姿をあまり見ないですが、そこそこのお客が乗っています。
ただ、少々揺れるのが気になりました。

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和歌山駅から20分弱で、伊太祁曽駅。
車両基地や本社もある沿線きっての主要駅です。
窓口では様々なグッズも販売しています。

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白く塗られた木造の駅舎が印象的なこの駅、実は「よんたま」という猫猫のスーパー駅長がいるのですが、
生憎今日は公休日。
勤務時間は16時で終わるので、他の日でも今来てお目に掛かれないのですがあせあせ(飛び散る汗)

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駅から5分ほど歩いて、沿線きっての観光地ともいえる伊太祁曽神社へと向かいます。
https://itakiso-jinja.net/
詳しくは上記HPを参照いただきたいのですが、歴史ある神社で厄難避けのご利益があるらしく、
その他にも「木の神」ということで木材に携わる関係者が良くお参りに来るらしいです。
この伊太祁曽神社の他、貴志川線沿線には2つの大きな神社があって、
これら神社への参詣客を運ぶ目的もあって貴志川線が敷かれたようです。

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次の電車の時間を気にしつつお参りして、絵馬も奉納してきました。

伊太祁曽駅へと戻り、次の貴志行きに乗り込みます。
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今度の電車は『たま電車』。
貴志駅のスーパー駅長で和歌山電鉄の役員まで務めた、猫駅長の初代「たま」にちなんだ電車で、JR九州や両備グループのデザイン顧問を務め、あちこちに氏の作品が出回っている水戸岡鋭治氏によるデザインです。
木材を多用した内装が特徴的なのですが……普段使いの電車にしてはなんか落ち着かないですね。
車内には「たま駅長」のレリーフまで飾ってあります。

また電車に10数分揺られ、終点の貴志駅に到着しました。
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今乗ってきた「たま電車」の外装です。

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貴志駅の駅舎。
駅には「たまミュージアム」が置かれ、公休日以外は何代目かのスーパー駅長?猫が勤務していて、これが世界中、特に東アジアからの観光客を呼び込んできたのですが、
営業時間・勤務時間は16時まで。
17時を回っているので、お客が引くと駅は閑散とします。
この駅舎も水戸岡氏のデザインなのですが、屋根に和歌山県の伝統工法を用いるなど、電車に比べてだいぶおとなしい感じ。
あの方は伝統産業や職人、地産の木材などへのリスペクトがあるので、そこは大いに評価できるんですけどね。

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貴志駅があるのは和歌山県紀の川市。
駅前には、紀の川市のコミュニティバス停留所があります。
路線図や時刻表を見ると、どうも紀の川市役所行きに乗ればJR和歌山線の駅へ出られるらしいのですが、何か要領を得なかったです。

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ひと電車落としたので、駅から徒歩10分ほどの「大国主神社」までお参りしに行ってみました。
途中アップダウンがあるので少々大変ですが。
ここと伊太祁曽神社、日前宮駅近くの神社で三社参りということになるみたいです。
時間があるので、さっとお参りだけ済ませて帰りました。

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貴志駅からの帰りは、特産の南高梅にちなんだ『うめぼし電車』。
梅干しとのことでこういう色合いですが、どこか九州の方で見たような色合いといえばそうで……。
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これも『たま電車』同様、木材を多用した内装になっているのですが、
明らかに『たま電車』と違うとはいえ、特産品の展示ショーケースがあったり、
何か乗っていて違和感をおぼえます。
観光列車として乗るならいいですが、普段使いの電車なのでどうも落ち着かないんですよね……。
氏のデザインは最近少し明後日の方向を向いているような気がしますが、
たとえばJR九州のYC1系ハイブリッド気動車を利用する長崎の皆さんなんか、あの車両をどう思っているのでしょうね……。

夕方の市街地向けにしてはお客は意外と多く、途中からサラリーマンも乗ってきたりしてそれなりの活気を感じる中、
30分少々揺られて、だいぶ暮れかかった和歌山駅へ戻ってきました。
和歌山電鉄の改札では「精算済証」を渡されて、これでJRの自動改札を抜けられるようになっています。

この後は荷物を回収し、初めて和歌山市内で泊まってよく3月4日(土)を迎えるわけですが、
そうした話はまた後日。
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