mixiユーザー(id:18013379)

2020年07月04日23:25

64 view

大阪港からサンフラワーへ

 旅行一日目

 大阪港へ向かう
 サンフラワーは神戸からだと別府ではなく大分に着いてしまうので、直接別府港に着く大阪港発着の往復で行くことにした。
 荷物をまとめ、夕方4時ごろ家を出る。
 荷物は大きなバックパックにまとめてあるのだけど、その中にナップサックも入れてあった、向こうでの行動はナップサックで行う。着替えや一応寝袋も装備した。(結局寝袋を使う場面は無かった。)
 梅雨なので、長い傘を持っていくことにした。

 阪急電車の駅までは徒歩で行き、電車で梅田まで移動する。電車は空いていて、大きなバックパックも邪魔にはならない。国際線の飛行機に乗るときなんかは、早朝に移動すると、通勤の混雑した電車を利用することになり、このバックパックも随分迷惑な感じではあるのだが、今のコロナ時代となっては、大きな荷物は結果的に人間同士の間隔を作ることになるので、今後容認されていくのかもしれない。

 もう何十年も前のことだけど、早朝の常磐線では行商人が沢山荷物を持ち込んで乗っていたりした。今はなき、古い時代の風景だが、ああいう行商人の行動が容認されるゆるい時代で良い面もあった。

 梅田で御堂筋線に乗り換える。
 地下道を歩いている時に気が付いたのだが、ほとんどの人がマスクをしている。大体の数としてはマスクをしてない人は20人に一人ぐらいだろうか?
 マスクそのものには大して意味もない、と私は思っているが、一般人ができる対策の中で分かり易く取り組みやすい対策の一つなので日本中に浸透してしまった。マスクをするかどうかよりも、

 「話をするかどうか?」

 の方が重要で、黙って暮らしているなら、余り感染のリスクはないと思える。
 高齢者が危ないのは、耳が遠くなって大きな声で話すようになるから、ではなかろうか?

 御堂筋線の車内も特に混雑はなかった。
 本町で中央線に乗り換える。
 私は、中央線はほとんど大阪市内の地下部分の利用なので、「混んでいる」という電車に乗ったことがない。言ってみれば「ガラガラ」に近い状態。咲洲トンネルを潜って進む。
 この咲洲トンネルは電車と、車が通れるトンネルはあるのだけど、徒歩とか自転車では抜けられない。徒歩の人は「南港大橋」を渡るしかないらしい。大阪の中心部からは歩いては行けない、ということ。徒歩の人は電車に乗ればよいのだろうが、自転車の人は不便だよね。
 乗客の中にバスケットボールを持っている人がいた。彼はコスモスクエアでニュートラムに乗り換えたが、乗り換えの時

 「ドリブルで行ってくれる」

 という期待があったものの、ボールを抱えたままだった。
 エスカレータなんかドリブルでどうやって登っていくのか興味があったんだけど、、、、

 電車は順調に進んで、ほどなくコスモスクエアに到着する。
 国際航路だと、ここから歩いていくのだが、サンフラワーは発着場がさらに先なので、ニュートラムに乗り換える。一つ先の「トレードセンター前」で降りる。

 駅を降りてハイアットとは反対側に歩いて進む。ATCタウンは閑散としていて人は少なかった。
 サンフラワーは現状レストランが営業していない。まあ、あのダイヤモンドプリンセス騒ぎがあったので、船のレストランやショーなどは当分再開は無理だと思える。船旅の中でも大きな楽しみなのだが、、、
 それで、ここで食べ物を買って乗るか、夕食を済ませてから、という事になる。閉まっている店が多いものの、営業しているところもある。ガストでは当然のごとくテイクアウトもやっていて割と選択肢は多い。
 まず、窓口で予約していた乗船券を発行してもらうことにした。入り口で体温を計ってからから入る。体温が基準を超えていると船に乗せてもらえない。酒飲んで酔っぱらたら終わり。

 「飲んだら乗るな」

 って、ことなんだろうか?

 乗船券を発券してもらってから、ATCタウンを散策。1階と2階を見て回った。2階で営業していた定食屋に入って、ヒレカツ定食を食べる。店には他に客はいない。
 既に潰れた店も多いようで、テナントが空きになっているところが目立った。
 咲洲辺りは、大阪の開発の目玉だとおもうのだけど、当初想定されたようには開発が進んでいない様子が伺われる。これは神戸でも六甲アイランドなどで見られる現象で、

 「島の不便さ」

 があるのは否めない。
 去年の台風で水没したエリアもあるし、仕方ない部分ではあると感じる。
 
 お腹もいっぱいになったので、おやつを購入して船に乗ることにした。
 出航の1時間前から乗船が可能で、橋を渡って船に向かう。乗客はそう多くはない。
 乗船直前の場所で切符の半券を切り離す改札があるのだが、

 係の人が
 「乗船券を拝見します」

 と言っているのに、

 「え、検温ですか?」
 と聞き返しているオジサンがいた。
 まあ、そう聞こえても不思議ではないのだが、、、、検温終わってから安心してビール飲んでいたりするとちょっと恐怖だね。

 船に乗ると、まず自分の席に荷物を置きに行く。大部屋で乗客は6人。この人数だと

 「ほとんど乗っていない」

 という印象。
 座席は指定席なので、お互いが離れて寝るように配置されている。
 荷物を置いてから進行方向右側に位置するロビーに陣取ることにした。このロビーからは行きは山陽側が見えることになる。
 船の中にはwifiがあるので、接続してポケモンを取っていたが、何分既に海の上。ポケストップには届かないし、ポケモンもそう多くは出現しない。
 ほどなく定刻に船が出航した。座っている場所から正面に神戸や六甲山を見ながら進む。おやつは買ってきたが、飲み物は購入していなかったので、自販機でコーヒーを淹れる。列車と違って、自販機の台数も多いし、売店は営業しているので、食べ物や飲み物に不自由する環境ではない。かなり快適。ちなみに海上ではポケモンは出現しない。
 明日の朝食は船内では食べられないので、上陸してから朝食を食べるプランを申し込むことにした。最初に電話を掛けたのが、

 「ホテルニューツルタ」

 しかし、留守電になっている。留守電は営業時間が10時から17時と言っていて、とても朝食が食べられる気がしない。一応、留守電にこちらの電話番号を伝えておいたが、結局ホテルニューツルタからの返信はなかった。
 次に、「別府パストラル」に電話をする。
 朝食が提供できるかどうかは厨房に聞いてみないと分からない、とのことだったので、折り返しの電話を待つ。
 しばらくして電話があり、準備できるとのこと。入浴も可能。ただし、朝食も風呂も午前9時までとのこと。別府港への入港が6時55分なので、移動時間を考えるとかなりタイトなのだが、お願いすることにした。
 朝食と入浴がセットで1000円。これはサンフラワー利用の特典として設定されている。ホテルへの行き方を聞いたが要領を得ない。どうもバス路線は使えないらしい。タクシーだと10分ぐらいとか。歩くと40分だが坂が多くて、、、、とか言っていた。とりあえず8時頃うかがう、と伝えておいた。


 神戸の街並みを見ながら進むと、明石海峡大橋が見えてくる。緑色に電飾されている橋がぐんぐん近づいてくるのは何度通っても圧巻と感じる。
 明石海峡を越えるころには既に暗くなっていて、明石の町が遠ざかっていくと段々街の明かりも寂しくなってくる。一度、デッキに出てみることにした。
 雨は降っていなくて、風が心地よい。
 船の後ろには、さっき通り過ぎた明石海峡大橋が見えている。その右手に淡路島。さらに右手には四国があるのだけど、航路からは大きな街は見えてこないので四国側は寂しく感じる。本州側には姫路の街が見えている。
 さらに進むと小豆島の横を通るのだが、暗くなってしまっては景色も余り楽しめない。と言って、空は曇り空で星が見えるわけでもなく、部屋に戻って休むことにした。

 部屋に戻ると、もうみんなお休み体制に入っている。寝ている人もいるので、静かに歯ブラシをもって洗面所に行き歯を磨いてから布団に入る。
 大部屋は一人当たり幅65センチのマットレスに、シーツが二枚と掛布団が1枚用意されている。マットレスにシーツを敷いて、その上にもう一枚のシーツを広げ、さらに掛布団を掛けて利用する。枕は全然高さが合わないが、一番安い席で文句を言う所でもなかろう。空調は余り効いてなくてちょっと暑い。そして、テレビがつけっぱなしでうるさい。テレビを見ている人は、誰もいない。テレビはいらんのとちゃうか?

 満席なら幅65センチは狭いと感じる所だろうが、ガラガラの船内でそうも感じない。かといって

 「一人で二区画利用している」

 というインチキな人もいない。皆さん律儀に自分の席に収まっている。

 船はいわゆる2等船室の大部屋で移動すると安いのだが、個室を取ると結構お値段が跳ねあがる。お金があれば個室で行くのだけど、それだと新幹線と特急を使ってもトントンか、むしろ船が高かったりもする。とはいえ、横になって寝ていけるメリットは大きい。寝台列車が、ほぼ全滅に近い日本では、夜の移動はほとんどがバス。バスで寝ると首が痛くなるし、よく眠れない。船は最後の快適な旅の移動手段だと感じる。

 瀬戸内海、バンザイ!

 おやすみなさい。
 
2 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する